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オタマジャクシみたいな大量の稚魚→“全滅が当たり前”だったが…… 1年後の姿に「これは快挙」「愛情を感じます」

オタマジャクシみたいな大量の稚魚→“全滅が当たり前”だったが…… 1年後の姿に「これは快挙」「愛情を感じます」

 自宅前の水路で捕獲して育てている、大量の稚魚たち。飼育をスタートしてから現在までの、1年間の記録を紹介する動画がYouTubeで話題です。投稿は記事執筆時点で11万1000回以上再生され、2200件を超える高評価を獲得しています。

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる(@真釣ちゃんねる)」のまつりさん。生物を探して釣りやガサガサをする様子や、自宅で飼育している生き物の姿などを投稿しています。以前には、庭に作ったビオトープに起きた事件や、山に登ってミルワームをエサにサワガニ釣りを楽しむ様子が話題になりました。

 今回話題を呼んでいるのは、自宅前の水路で捕獲し、稚魚から育てて1年経過したライギョ(カルムチー)の成長の記録を紹介していく動画です。最初はオタマジャクシほどの大きさだったライギョたちは、どんな姿になったのでしょうか?

 まずは捕獲直後の様子から見ていきましょう。稚魚は真っ黒なオタマジャクシのような姿で、全くライギョらしくありません。しかし近くでよく見ると、目だけが金色に光っていることがわかります。

 最初はたくさんの稚魚がいましたが、ライギョの稚魚の飼育は「全滅が当たり前だ」と言われるほど難しく、かなり落ちて(死んで)しまったのだとか……。この時期は生き餌を与えていたそうで、最初はゾウリムシを、途中からブラインシュリンプをふ化させて与え続けていました。

 飼育20日目には体の一部が金色っぽくなり、少しだけライギョらしさが出てきました。ただまだその体長は1~1.5センチと、かなり小さいものでした。飼育1カ月目には稚魚が一斉に集まり、元気よくブラインシュリンプを食べる姿を見せてくれてくれるようになりました。

 飼育70日目には体にヘビのような模様が出てきて、かなりライギョらしい見た目に。この辺りから冷凍アカムシを食べてくれるようになり、エサやりがかなり楽になりました。

 飼育130日目には、水槽に掃除要員のコイを導入。このころには魚の切り身を食べられるようにもなり、体も大きくなってきたことから、水槽を2つに分けて飼育しはじめます。

 生後半年。ライギョたちは食欲旺盛で人工飼料でもなんでも、水面に落としたエサにパクパク食いつくようになりました。しかしそれと同時に警戒心が強くてエサ食いが悪く、成長が遅い個体も出てきてしまったため、そういった個体を飼育する3つ目の水槽を作ることに。

 飼育8カ月目になると、ライギョたちの体がかなり大きくなってきましたが……ライギョはもともと肉食性で気性が荒い魚であることから、小さめの個体はヒレをかじられるようになってしまいました。そこでそういった個体については、別の水槽へと移動させることにしたのでした。

 そして現在、飼育1年が経過したライギョたちはかなり立派になっていました。まつりさんは今回初めてライギョを稚魚から飼育したけれど難易度が非常に高く、かなりの数の稚魚を落としてしまったそうです。今でも水質が安定している中でエサもしっかり食べていて、前日まで普通だったのに翌日急に落ちていることもあるのだとか……。

 また自然界と異なる限られたスペース、水の量、与えた分しかエサを食べられない水槽という環境で育っているライギョたちは、野生の個体と比べると成長スピードが遅いそうです。まつりさんが飼育している中で一番大きな個体が13~14センチ、一番小さな個体が6~7センチですが、野生では少なくとも1年で25センチ以上にはなるのだとか。

 ここで一番慣れているライギョが集まっている、緑背景の水槽に人工飼料を投入してみることに。ライギョたちはカメラや照明などが気になるのか最初はやや警戒している様子でしたが、勢いよくエサを食べる姿を見せてくれました。

 続いて臆病な個体が集まっているという、青背景の水槽に人工飼料を入れてみますが……かなり警戒していることが伝わってきます。自然界ではこういった警戒心が強く、成長が遅い個体は淘汰されてしまうのかもしれません。

 次は一番小さなライギョがいる水槽へ。この水槽の個体はエサ食いも成長の具合も悪く、アカムシ風の人工飼料と冷凍アカムシをたっぷり与えても、あまり体が大きくならないのだとか。落ちてしまう個体が一番多かった水槽なので、今でも様子を見るたびに落ちていないか心配になるそうです。

 ライギョに限った話ではありませんが、卵からかえった全ての稚魚が成魚になることはありません。むしろ生き残る可能性が低い分、卵をたくさん産み落とすと言われているので、ライギョも稚魚のうちは生き残る可能性がかなり低いことがうかがえます。

 続く4つ目の水槽にいるライギョは、もともと外のタライで育てていました。しかしアライグマにタライをひっくり返されるという事件が発生、この4匹はなんとか生き残った個体なのだそうです。

 そして生き残った4匹で生き餌(エビ、メダカ、ミルワーム)だけを与えたらどうなるか試してみた結果、他の水槽の個体とは比べ物にならないほど大きく育ちました。しかし途中から人工飼料に切り替えたところ成長が遅くなり、「肉食魚は肉を食べるのが一番だ」と再認識させられたのでした。

 現在自宅の飼育小屋で飼育しているけれど、いずれは生き物屋敷にするべく購入した中古物件の方にライギョの泳ぐプールや池を作りたいと考えているとのこと。稚魚から育てたライギョたちは病気になったこともあったけれど、その分どの個体にも愛着があると話すまつりさんなのでした。

 投稿には「ちなみにこれはニュースにのってもおかしくないレベルの快挙です」「生存率高そうだし、これは快挙よ」「もう一年!? 早いなあ」「繊細で全滅してもおかしくないのに これだけの数の子をこんなに大きくなるまですごいですね」「愛情を感じます」などの声が寄せられました。

 まつりさんはYouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる」の他、サブチャンネル「真釣の自由研究」やX(Twitter/@maturiotoko7188)、Instagram(@maturi.channel)などで情報を発信中。飼育しているたくさんの生き物たちや、ビオトープ作りに取り組む様子など見ることができます。

動画提供:YouTubeチャンネル「真釣ちゃんねる(@真釣ちゃんねる)」

配信元: ねとらぼ

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