
韓国の俳優イ・ジュニョンが主演を務めるドラマ「新入社員カン会長」の第6話が、6月15日にLeminoで配信された。次々と日本語セリフを披露するジュニョンに視聴者の注目が集まったのに加え、イ・ジュミョン演じる同僚カン・バングルの“覚醒”も話題を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)
■ヨンホの次なる標的は“息子の義父”
「新入社員カン会長」は、大ヒットドラマ「財閥家の末息子~Reborn Rich~」(2022年)の原作者・サンギョン氏による同名ウェブ小説をベースにしたオフィスファンタジー。“ビジネスの神”と称される大手財閥チェソングループの会長カン・ヨンホ(ソン・ヒョンジュ)と青年ファン・ジュニョン(イ・ジュニョン)が階段転落事故で衝突。その衝撃で、魂が入れ替わったことから始まる物語だ。
ヨンホの体は、病室のベッドで昏睡状態。その隙に父・ヨンホから会社の主導権をもぎ取ろうとする双子の息子カン・ジェソン(チン・グ)と娘カン・ジェギョン(チョン・ヘジン)の醜い姿に失望したヨンホは、2人にはグループの経営権を渡さないと決意。ジュニョンの体のままチェソンに入社し、会社の実権を奪い返すべく奮闘する。
ジュニョンの姿になったヨンホは、同じチームの同期カン・バングル(イ・ジュミョン)と部長パク・ボンギ(イ・ソンウク)を上手に操りながら、第4話でジェソン、第5話でジェギョンにお灸をすえた。第6話の標的は、ジェソンの義父であり、ひそかにチェソンの乗っ取りを狙うテハグループのナ・ビョンモ会長(チョン・ジェソン)だ。
■ジュニョン&バングル、“日本人の新婚さん”に変装
チェソンの実権を狙うのは、ヨンホの子どもたちだけではない。大企業テハグループの会長ビョンモも、わが娘とジェソンを政略結婚させ、チェソン乗っ取りの機会をうかがっている。そこでジュニョンたちは、ビョンモに警告するべくユリビア国へ。テハが狙う同国のリチウム鉱山事業を横取りするためだ。
怪しまれずビョンモたちの動きを監視するため、ジュニョンとバングル、パク部長は“観光に来た日本の新婚夫婦とそのガイド”に変装。ツアー客を装って周囲を嗅ぎまわることに。

ツアーの小旗を振りながら日本語で「すみません、道に迷ってしまって」とズカズカ入っていくパク部長と、「新婚でーす」と写真を撮りまくるジュニョン&バングルに、テハの幹部はすっかり油断。しまいには3人がテハとユリビア政府の契約記念パーティーに乗り込み、契約を阻止した。
“ヨンホが乗り移ったジュニョン”を演じるイ・ジュニョンは、ボーイズグループ・U-KISSのメンバーとして日本で活動した経験もあり、日本語での取材にも応じられるほど日本語が堪能。ビシッと正装で決め、流ちょうな日本語を披露する姿に、視聴者からも「ジュニョンくんかっこいい!」「日本語が多すぎて脳がバグった」と驚きの声が寄せられた。
■バングル覚醒!エレガントなブラックドレス姿で登場
さらに、この回の話題をさらったのはイ・ジュミョン演じるバングルだ。ヨンホの末娘ながら、後妻の娘ということもあり、チェソンの後継者争いの煽りを食らって追い出されるようにアメリカに留学していた彼女。チェソンにも素性を隠して入社していたが、ヨンホからの「もう隠れるのはよせ、カン・バングル」の一言に背中を押され、表舞台に華麗に躍り出た。
ユリビアのパーティー会場では、映画「ティファニーで朝食を」のオードリー・ヘップバーンさながらのエレガントなブラックドレス姿&流ちょうなスペイン語を披露。帰国後、チェソンの幹部が集う場で、堂々と「初めまして、カン・バングルです。カン会長の末娘です」と後継者争いに名乗りをあげた。
その姿に視聴者も「バングル覚醒、かっこいい!」「理事会で堂々と正体を明かすシーン、鳥肌!」と注目。ドラマ「二十五、二十一」(2022年)や「砂の上にも花は咲く」(2023年)で芯のあるキャラクターを演じてきたジュミョンにとっても、今作でのカン・バングル役は“覚醒”といえそうだ。
まさか同期ファン・ジュニョンの“中身”が自分の父親とは知らず、彼にときめくそぶりも見せるバングル。国際色豊かに描かれた6話を経て、7話からはこの奇妙なコンビがいよいよチェソングループの経営権奪取にまい進していく。
「新入社員カン会長」(全12話)は、毎週日・月曜に1話ずつ新エピソードをLeminoで配信中。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

