妊娠中の夏美さんは、夫・冬彦さんとともに、おなかの赤ちゃんの性別を義両親へ報告しに行きました。
しかし、妊娠を喜んでくれていたはずの義両親は、赤ちゃんが女の子だとわかると、「女の名前なんてどうでもいい」と心ない言葉を口にしたのです。
義母は代々1人目は男の子で苗字を受け継いできたことや、自身の経験を語り、「男の子以外どうでもいい」と言い放ちます。夏美さんは「今はそんな時代じゃありません」と自分の考えを伝えますが、義母は納得せず険悪な雰囲気に。
そんな中、義父が義母を諭した途端、義母はコロッと態度を変え、夏美さんを気遣うように。理解してもらえたと安堵した夏美さんでしたが、義父母から「早く男の子を産んで、名付け親にさせて」と言われ、衝撃を受けます。
ついに我慢の限界に達した夏美さんは「2人目は作らない」と宣言。義父母は慌てて説得しますが、夏美さんは「あなたたちの跡取りのために子どもを産む気はありません」ときっぱり告げました。
妻の態度に、義母の本音が…!!











その場を立ち去ろうとした夏美さん。しかし、義母は納得できなかったのか、「まだ話は終わっていない!」と声を荒らげます。さらに義父まで「育てた親の顔が見てみたい」などと嫌味を口にし始め、場の空気はますます険悪になっていきました。
そんな義父母に対し、夏美さんは
「苗字を残すためにもう1人産めってことですよね? 私からしたらどうでもいいんで」
「そんなに欲しいなら、お義母さんがまた男の子産んでください」
と言い返し、そのまま部屋を後にしようとします。
すると、その背中に向かって義母は激しく怒りを爆発させ、「跡継ぎを産むのは嫁の務めでしょうが!!」「責任から逃げるなアァ!」と叫ぶのでした。
▼第一子妊娠中の夏美さんに対して、ここまで強い言葉をぶつける義両親の言動には驚かされますね。義父母の言葉からは、「跡継ぎ」や「嫁の役目」といった価値観への強いこだわりがうかがえます。しかし、子どもを産み育てるのは本人たちの人生であり、誰かの期待をかなえるためではありません。
自分たちの思い通りにならないからといって、相手を責めたり嫌味を言ったりしても、何の意味もありません。家族だからこそ価値観を押し付けるのではなく、お互いの考えや選択を尊重することの大切さを改めて考えさせられるエピソードでした。
著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

