義母は私にだけ厳しく、親戚が集まる場では「やさしい義母」を演じていました。
息子のひと言で、場の空気が一変
食事の席で私だけ量を少なくされたり、「あなたは気が利かないわね」と小言を言われたりすることも。しかし夫に相談しても、「考えすぎじゃない?」と言われることが多く、私はずっと我慢していました。
そんなある日、義実家で食事をしていたときのことです。当時5歳だった息子が突然、「なんでおばあちゃんは、ママだけいつも怒るの?」と言ったのです。
さらに息子は、「ママだけ座っちゃダメって言ってたよね?」と続けました。その瞬間、場の空気が一変。どうやら息子は、義母が私に言っていたことをこっそり聞いていたようです。
義父や義理のきょうだいは驚き、義母に事実を確認しました。義母は最初ごまかそうとしていましたが、息子が具体的な出来事を次々と話したため、言い逃れできなくなり……。
その後、義父から「そんなことをしていたのか」と厳しく注意され、義理のきょうだいからも「それはいじめと同じだよ」と非難された義母。まさか孫の素直なひと言で嫁いびりが明るみに出るとは思っていなかったのか、気まずそうに黙り込んでいました。
その場で私は感情的にならず、みんなの話を静かに聞いていました。長年ひとりで抱えていた苦しさを家族が理解してくれた瞬間で、今でも忘れられない出来事です。
それ以降、無理に我慢する必要がなくなり、夫も間に入ってくれるようになりました。以前よりも安心して、義実家と付き合えるようになったと感じています。
◇ ◇ ◇
義実家でのトラブルは、ひとりで抱え込んでしまうことも少なくありません。けれど、周囲に理解してもらうことで、少しずつ状況が変わることもあります。これからはご主人にも味方になってもらいながら、無理のない距離感で義実家と付き合っていけるといいですね。
著者: 山崎しほ/30代 女性・自営業。小学生の女の子2人を育てる母。趣味はシール集めとドラマ鑑賞。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

