夫のボーナスが入ったとき、「思ったより少ないな」と感じました。けれど、毎日頑張って働いてくれているし、会社の業績もあるのだろうと思い、私は特に何も言いませんでした。その分、外食を減らしたり、自分の欲しいものを我慢したりしながら、子ども2人との生活をなんとかやりくりしていたのです。
必死に節約していたのに……
ボーナスが少なかった分、私はいつも以上に家計を引き締めていました。子どもに必要なものは削れないので、自然と我慢するのは自分の分です。ところが後日、思わぬ事実が発覚しました。
夫がボーナスの半分以上、30万円以上を、私に相談なく投資に回していたのです。さらに、その投資で得た利益で、自分の欲しいものを買っていたことまでわかりました。
「ボーナスが少ないと思って、こっちは必死に節約していたのに……」私は呆然としてしまいました。
夫の言い分にモヤモヤ
夫に聞くと、「増やそうと思ってやっただけ」「俺が稼いだお金だし、どう使おうと自由でしょ?」と言われました。もちろん、投資そのものが悪いとは思っていません。将来のためにお金を増やそうとする考えは大切だと思います。
けれど、家族で使うはずのお金を相談なく動かし、その利益だけを自分のものにするのは違うのではないか。そう思うと、モヤモヤが消えませんでした。
今回一番ショックだったのは、金額そのものよりも、何も相談されなかったことでした。その後、夫とはお金の使い方について改めて話し合い、大きな出費や投資をするときは必ず相談することにしました。
家族のお金は、どちらか一方だけのものではありません。小さなすれ違いが夫婦の溝になることもあるからこそ、お金の使い方や考え方は日ごろから共有しておくことが大切なのだと学んだ出来事でした。
著者:佐山彩子/30代女性/田舎で年子の小学生を育てる母。事務職パートで仕事と家事に追われる日々。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

