
朝の支度や遊びの切り替えどきに「早くしなさい!」と口にして、親子ともにイライラしてしまう……そんな経験はありませんか?
子どもが時間を意識して自ら支度を整えるようになるには、時間を“見える化”するためのちょっとした工夫が有効です。時間を「自分のこと」として捉え、能動的に行動できるように背中を押すアイデアを紹介していきましょう。
大切な時間にシールを貼る
リビングに設置している大人用の時計も、工夫次第で子どもが意識しやすくなります。おやつの3時には大好きなキャラクターのシール、朝の支度を終える時間にはお出かけシールなど、「このシールの時間までに/その時間になったら」このアクションを起こすということが分かるように印を付けてあげることで、子ども自身が確認できる時計に変えることができますよ。
普通の時計ではなく砂時計を使う
着替えや歯磨きなど、ダラダラとやらずに数分以内にパッと終わらせたい支度には、砂時計が便利です。「よーい、スタート!」と自分で砂時計をひっくり返し、すべての砂が落ちるまでの間に支度を終えられるかどうかの勝負を楽しめるようになると、主体的に準備ができるようになります。
