
松嶋菜々子と福山雅治がダブル主演を務めた2003年のヒットドラマ「美女か野獣」(フジテレビ系)が現在、FODで順次無料配信中。7月2日(木)まで無料配信中の第9話「ラーメン戦争」では、視聴率至上主義だった敏腕プロデューサー・鷹宮真(松嶋)が経営陣に背き、真実を追求する真の報道マンに変わっていく様子がドラマチックに描かれている。(以下、ネタバレがあります)
■視聴率獲得の秘策は“ラーメン企画”
「美女か野獣」は、視聴率至上主義の敏腕プロデューサー・真と、仕事はできるが酒と女とギャンブルをこよなく愛するチャラ男ディレクター・永瀬洋海(福山)が、愛されるニュース番組づくりに邁進していくお仕事ラブコメディ。視聴率低迷中の「イブニングニュース」を舞台に、正反対の2人が視聴率と真実の狭間で葛藤する。
しかも2人には、かつて恋人同士だったという秘密の縁も…。2人きりの会話でたびたび登場する“雪の日の出来事”の詳細も、まだ完全には明かされていない。そんな2人の微妙な関係も、本作の見どころの一つだ。
第9話では、“1週間の平均視聴率13%を上回らなければ番組打ち切り”という厳しい数値が課された真たち「イブニングニュース」チームがラーメンランキング企画で視聴率アップを狙うエピソードが、そして7月5日(日)まで無料配信中の第10話では洋海が連続放火犯の犯行を目撃するエピソードが描かれている。
■視聴率か、水質汚染問題か…問われる覚悟
真の「今週はなりふり構わず視聴率を獲りに行きます。いいですね」の号令で始まったラーメンランキング企画。期待通り初日からラーメン企画中は視聴率16%をマークし、チームにも「やっぱりラーメンなんだな」という雰囲気が広がっていく。
だが、ラーメン企画の取材の過程で“湧き水の里”春川村の水質汚染問題が判明すると、チームの意見は割れ始める。この手の堅い話題は視聴率が見込めないが、週末には汚染源と噂される企業の第二工場も稼働するというのだ。視聴率か、報道の意義か。そんな中、視聴率一辺倒だった真に驚きの変化が現れる。
残り1回13%を維持すれば打ち切りを免れる、という金曜の放送直前、真がメンバーたちの前に立った。第二工場稼働はもう翌日だ。今なら、ラーメン企画をやめて水質汚染問題を追求することができる。だが、ラーメン企画を捨てれば視聴率がとれず、番組打ち切りになるかもしれない。
「今日ばかりは私の一存ではなく、皆さんと一緒に決めたいと思います」。真の意外な言葉に、メンバーたちは驚く。そして…「鷹宮チーフの考えは?」「春川村をやりたいと思います。異論がある人は…」「そんなもん、あるわけないでしょ」「俺たち、報道ですから」。こうして「イブニングニュース」チームは一丸となった――。
■真&洋海“あの雪の日”の真相も
経営陣を向こうに回し、チームメンバーと自分自身の“報道マン”としてのプライドを守った真。その毅然とした態度に視聴者からも「かっこいい」「理想の上司すぎる!」「これぞ理想のリーダー」といった声が上がる。無料配信中の第1〜3話と比べても、真がチームの面々と影響を与え合いながら報道の人間として大きく成長していることがわかる胸熱エピソードだ。
さらに第10話では、第3話から意味ありげに何度も登場してきた真と洋海だけの記憶、“あの雪の日のこと”の真相が2人によって語られるシーンも。過去の話に背を向けようとする真に、洋海が「もう、そういうのやめません?…話、聞けよ」と、部下から元カレに一瞬でモードチェンジする貴重な瞬間も見逃せない。
なお、FODプレミアムでは「美女か野獣」が最終話まで視聴可能。真と洋海が報道の現場で新たな関係を築いていく過程を一気見することができる。
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