
元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がパーソナリティを務める「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が6月24日に生放送された。この日、黒のTシャツ姿で登場した佐久間氏は、サッカー漫画「Jドリーム」についてのトークを展開。
■30年前の名作サッカー漫画に「今、読むとめちゃくちゃ沁みるのよ」
番組恒例のコーナー“最近面白かったエンタメ”で、「漫画、塀内夏子『Jドリーム』です」と紹介した佐久間氏は、「『Jドリーム』っていうのは、めちゃくちゃ古い漫画なんですよ。塀内夏子さんっていう方が描いていた漫画で、『(週刊少年)マガジン』でやってたんだっけな?」と説明していく。
「30年前の漫画なんですけど、今、Kindleで全7巻がすごく安く売ってて。それで買って、懐かしくて読んだんだけど」と再び手に取ったきっかけを明かすと、「何で今、読むといいかって言うと。特に若いリスナーにはわからないかもしれないけど、30年前のJリーグが始まる年の漫画なのよ」と時代背景を熱弁。
「要はプロになっていなかった選手たち、しかも“ドーハの悲劇”とかがあり、『(FIFA)ワールドカップ』にいくなんて夢のまた夢だったっていう人たちが、Jリーグでその気持ちが変わっていって、世代交代していって、若い選手に代表を譲っていったりするっていう漫画なのよ」とあらすじを語り、「それね、今、読むとめちゃくちゃ沁みる。マジで、マジで」と大絶賛した。
■浦和レッズが舞台「なぜか福田正博選手だけ実名で出てくるの(笑)」
また、当時の時代感ならではの面白さとして、「まだJリーグの発足当初だから実名でクラブの名前が使えたのよ。だから、浦和レッズで、なぜか福田正博選手だけ実名で出てくるの」と豪快に笑う。
「レッズを舞台にしていて、他の選手は架空なんだけど、福田選手だけ実名で10代の選手に顎で使われてるんだよね(笑)。少年漫画だから」と、現実とフィクションが交差するシュールな設定を面白がりつつも、「その中のベテランのキーパーとか、ずっとレッズを支えてきたベテランの人が『ワールドカップ』が夢だったけど、『ワールドカップ』の予選までは戦ったりして、でも怪我をして、若い世代に譲っていくっていうのと…」と、胸を打たれる人間ドラマの魅力を語る。
「あとは日本にとってこのくらいの頃って、最終予選ってこんなに漫画で取り上げられて、突破できるかどうかで7巻やる」と予選突破が当たり前になっている昨今の日本代表との違いを話し、「で、一番クライマックスが韓国戦だからね。韓国のホン・ミョンボ選手っぽい人が最終ライバルにいるの。それを読んでいくと、すごく熱くなって」と声を弾ませる佐久間氏。
最後は「逆にこれを読むと、今の日本代表すげぇなって何回も思えるから、そういう意味でもすごい。今だとすげぇ沁みるって感じ」と力説し、「塀内さんの漫画自体が俺はすごく好きなんですけど、でもその中でも『Jドリーム』は今読むとまたすごく良かったので、たまには昔の漫画を(読んでみては?)という」と締めくくり、現代だからこそまた違った視点で味わえる名作の楽しみ方を勧めていた。
番組終了後のライブ配信アプリ・17LIVE(イチナナ)限定アフタートークでは、恒例の最近気になっている漫画やゲームなどのエンタメ話で盛り上がっていた佐久間氏。なお、同番組はイチナナでも同時生配信され、生配信では番組収録の映像やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも配信されている。

