土砂災害の前兆(におい・揺れ)
土砂災害の前兆は、においや揺れで発生する場合もあります。

これらの前兆が現れた場合、がけ崩れや土石流がすでに発生している可能性があります。
何らかの違和感がある場合は、直ちに安全な場所に避難しましょう。
雨量・気象データのサインと被害想定
土砂災害は1時間雨量20mm以上、または連続雨量が100mm以上になると発生リスクが高まるといわれています。なお、土砂災害は短時間の集中豪雨によって発生するケースもあれば、激しくない雨が長く降り続いて発生するケースもあります。
そのため、1時間雨量など短期的な雨量データだけでなく、24時間雨量や数日前から現在にかけてのデータも合わせてチェックすることが大切です。雨量については気象庁のアメダスや過去の気象データ検索で確認することができます。
また、土砂災害の危険度の高まりは気象庁の土砂キキクルを用いることで把握できます。土砂キキクルで表示される危険度の大まかな見方は以下の通りです。
・ 赤色:警戒(高齢者等避難相当)
・ 紫色:危険(避難指示相当)
・ 黒色:災害切迫(緊急安全確保相当)
土砂キキクル内で紫色や黒色で表示されると、すでに土砂災害が発生していてもおかしくない、もしくは発生している状態です。
土砂災害の前兆やリスクを把握するために、こうしたサイトも活用しましょう。
