
ロシナンテスの駐在職員が、滋賀県大津市で報告会を開催する。ザンビアとスーダンの文化・暮らしについてや、現地でのロシナンテスの事業について話をする予定だ。
開催日は10月25日(土)で、参加費は無料。会場はピアザ淡海。申し込みは、下記の専用フォームより受け付けている。
きっかけは「目の前で苦しむ人を救いたい」という思い

Photo:Junji Naito
ロシナンテスは、理事長の川原尚行氏が外務省の職を辞し、2006年に立ち上げたNGOだ。川原氏は、当時外務省の医務官として赴任した内戦中のスーダンで、政治事情により医療の届かない住民たちに出会う。しかし医務官として赴任している以上、日本人以外を診察することは許されない。さらに日本政府は当時内戦中のスーダンへの援助を停止しており、外務省の立場でできることもなかった。
同氏は、多くの子どもがマラリアやコレラで亡くなるのを目の当たりにしながら、何もできないもどかしさに、官僚としての限界を痛感。「目の前で苦しむ人に手を差しのべたい!」と、外務省の職を辞して立ち上げたのがロシナンテスだ。
保健医療が受けられない地域を支援するロシナンテス

清潔な水が出て喜ぶスーダンの子どもたち
ロシナンテスは、病院が無いなどの理由で必要な保健医療が受けられない地域に、医療が届く仕組みを整備することで、誰もが健やかに生きることができる環境を作ることを目指して活動。アフリカのスーダン・ザンビアを中心に、巡回診療や診療所建設、給水所建設などを実施している。
ロシナンテスの名前は、小説「ドン・キホーテ」に出てくるドン・キホーテの乗る痩せ馬のロシナンテに由来している。「私たち一人ひとりは痩せ馬ロシナンテのように無力かもしれない、しかし、ロシナンテが集まりロシナンテスになれば、きっと世界を笑顔にできるはず」という想いをこめて名づけられた。
