
■夫の実家は裕福なのかと思っていたら...
いまだに1人暮らしを続ける、現在88歳の義母の話です。
義母の普段の生活は堅実そのもの。
無駄遣いもせず、かといってケチでもなく私から見ても「しっかりしたお姑さんだなあ」と思っていました。
結婚式のときも、節目節目の孫のお祝いのときもまとまった金額を渡してくれ、夫の実家は裕福なのかと思い込んでいました。
ですがそれは、義母の手腕があってのことだったようです。
夫に言わせると、義母は若いころからお金のやりくりが得意だったそうです。
数字に大変強く、消費税が導入されたときも計算機も使わずにお店の人より早く合計を出してしまうこともあったそうです。
そんなしっかり者の義母ですが、昔はお金で大変苦労していたそうです。
夫である義父が非常に短気な上に職人気質で、気に入らない仕事を受けなかったり、仕事自体を辞めてしまったり、急に店を始めたりと、義母はかなり振り回されていたとのこと。
そんな中、義母は3人の子どもを育て上げるため、いろいろな節約や「財テク」(今でいう資産運用)をしていたそうです。
保険やら国債やら、いろいろなものを試してお金を作り、立派に3人の子どもを育て上げました。
ある日、我が家に娘名義の保険の満期のお知らせが届きました。
それは、私にも夫にも覚えのない保険会社のものでした。

