同世代の親切な女性担当者に支えられ、念願の新居を完成させたころのこと。入居後から「家の用事」を理由にひとりで出かけるようになった夫のスマホに、ある夜「次はいつ会えそう?」という通知が届きました。
震える手で確認した画面に表示されていたのは、私たちがすっかり信頼しきっていた「あの人」の名前だったのです……。
夫の不倫相手はまさかの人物だった…!
結婚して3年目のころ、私たちは念願の新居を購入することになりました。
いくつかの物件を見て回る中で担当してくれたのは、地元工務店の女性担当者でした。こちらの希望を丁寧に聞いてくれ、家づくりについても親身に相談に乗ってくれたため、私はすっかり信頼していました。
やがて新居が完成し、私たちは新生活を始めました。ところが、入居してしばらく経ったころから、夫の行動に少しずつ違和感を覚えるようになったのです。
夫は「書類の確認がある」「担当者に聞きたいことがある」などと言って、休日にひとりで出かけることが増えました。最初は新居に関する手続きだと思っていましたが、用件のわりに帰りが遅かったり、私が詳しく聞くと話をそらしたりすることがあり、不安が募っていきました。
ある夜、夫がお風呂に入っているとき、テーブルの上に置かれていた夫のスマホに通知が表示されました。そこには、あの女性担当者の名前とともに、「次はいつ会えそう?」「早く会いたい♡」というメッセージが見えたのです。思わず夫のスマホを手に取りましたが、その手は震えていたと思います。仕事相手から届いたとは思えないメッセージに、頭が真っ白になりました。
その後、私は夫に確認しました。最初は「家のことで相談していただけ」とごまかそうとしましたが、私が問い詰めると、夫は次第に言葉を失っていきました。そして、ついに「実は、彼女と浮気していた」と認めたのです。新居の不具合確認や追加の手続きなどを口実に、私の知らないところで何度も会っていたといいます。
家づくりを支えてくれた相手だと信頼していたからこそ、夫の口から直接それを聞いたときは、頭が真っ白になるほどのショックを受けました。
その後、夫とは何度も話し合いましたが、私の中で一度壊れた信頼を取り戻すことはできませんでした。最終的には弁護士に相談し、離婚に向けて手続きを進めることに……。
今振り返っても、あのとき覚えた違和感を「考えすぎ」と打ち消さず、すぐに確かめる行動に出られたことは、よかったと思っています。とてもつらい出来事でしたが、現実から目を背けず向き合えたことは、結果として「自分自身の人生」を取り戻すことにつながりました。大きな代償は払いましたが、これからの人生をより自分らしく、胸を張って歩んでいくための大切な転機だったのだと、今は前を向いています。
著者:村田早希/30代女性/4歳の女の子を育てている母。体を動かすのが好きで、ランニングをよくしています。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

