事態の重大さを理解した夫・淳は、みどりの私物を荒らしたまいの行為を「一線を超えた」と断定。みどりは淳に支えられながら、ついにまいへ距離を置くメッセージを送ります。連絡先をブロックした結果、まいとの関係は変化して…。
やりたい放題の友人
あの日の大掃除事件は、私の我慢の限界を完全に超えました。まいが勝手に収納の中身を出したせいで、私の趣味の道具の一部は、本当にどこにいったか分からなくなってしまいました。まいの理不尽な「善意」を前に、私はただ、疲弊しきっていました。
その夜、出張から帰ってきた淳に、私は泣きながらすべてを話しました。
淳は、私の荒らされた部屋から事の重大さを理解してくれたようでした。彼は怒りをにじませながら言いました。
「ごめん、みどり。俺がもっとはっきり言ってやればよかった。いくら友人とはいえ、やりすぎだよ。人の家に勝手に手をつけて、私物まで処分しようとするなんて、一線を超えてるでしょ」
友人を出禁扱いに
「私もう無理だよ、淳。自分の家なのに、全く落ち着かない。まいちゃんは私が何を言っても聞かないし、ただ自分のやり方を押し付けてくる。もう家に入れたくない、絶対に」
「うん、あの子は出禁だね。俺もそのつもりでいるから、みどりは連絡を絶ってゆっくりしなよ」
淳がそうきっぱりと言ってくれたことに、私はどれほど救われたかわかりません。淳が私の味方でいてくれたことが、この状況から抜け出すための大きな一歩になりました。
私がまいへ送ったLINEのメッセージは、簡潔なものでした。
「まいちゃん、この間はいろいろとありがとう。でも、この前収納から勝手にものを出された件は、私にとってどうしても受け入れられないことなの。落ち着くまで、もう家には来ないでほしい」

