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夏から秋は停電が発生しやすい季節です。停電が発生すると、この時期に欠かせない冷房器具が使用できなくなるほか、冷蔵庫の中の物を冷やし続けることが難しくなります。
すると、冷たい飲み物などを補給できなくなることによる熱中症発症のリスクや、傷んだ冷蔵庫内の食品を食べたり飲んだりして体調を崩すリスクが高まります。
この記事では、停電時の冷蔵庫内の食品廃棄を判断するラインや停電復旧時のポイントに加え、停電発生時の暑さ対策や備えておきたい防災グッズについてまとめました。
夏はさまざまな気象現象が原因で停電が起こりやすい
夏から秋は、以下のような気象災害によって停電が発生するリスクがあります。
・ 台風の暴風
・ 大雨による土砂災害
・ 大雨による浸水
・ 大気が不安定になって発生する落雷
また、気象現象以外にも、猛暑に伴う電力需要の急増による停電の可能性もあります。特に台風は、大雨や暴風が電柱の破損や倒壊を大規模に引き起こすこともあり、停電が長期化するケースも少なくありません。
