停電に備えて用意しておきたい防災グッズ
暑い時期の停電に備えて用意しておきたい防災グッズを以下にまとめました。

冷却タオル(冷感タオル、クールタオル)とは、冷たさを感じられるタオルのことで、首に巻いて体を冷やせます。凍らせた保冷剤を中に入れて使用するタイプのほか、濡らして使用するタイプ、特殊な繊維による接触冷感タイプなどがあります。
首元にかけて使用するネッククーラーは、冷却レベルや送風を切り替えられることができ、気候に合わせて効率的に体を冷やせます。また、持ち運べる携帯氷のうは、円筒に入れて使うことで体の箇所をピンポイントに冷やせます。円筒は冷たさをキープする役割もあり、長時間使うことが可能です。
ポータブル電源は、電力量が1,000 Wh以上あるものを備えておくと、冷蔵庫や扇風機などさまざまな生活家電を使うことができます。ちなみに、カセットボンベやガソリンで動く自家発電機なら1,000Wh以上のものが多いです。繰り返し使うことができる車のシガーソケットや太陽光などで充電できるタイプもあると便利です。
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また、停電時に非常食や水を使用した場合、ストックを補充しておくことも忘れないようにしましょう。
まとめ
今回は、停電時における冷蔵庫の食品廃棄の判断基準や暑さ対策について解説しました。不測の事態に備え、停電した時のことをイメージし何が必要になるのか考えておくことをおすすめします。その上で、今すぐに備えられるものがあれば早めに用意しておきましょう。
〈執筆者プロフィル〉
田頭 孝志
防災アドバイザー/気象予報士
田頭気象予報士事務所。愛媛の気象予報士・防災士。不動産会社の会員向けの防災記事、釣り雑誌にコラムの連載・特集記事の執筆、BS釣り番組でお天気コーナーを担当したほか、自治体、教育機関、企業向けに講演を多数、防災マニュアルの作成に参画。
