今年の梅雨って、しっかり梅雨ですよね。降水量も多くて肌寒いし、気圧のせいかカラダもすごく重い。初夏のような気候で5月はアゲアゲだったのに、6月は身も心もバッドコンディションという人も多いのではないでしょうか。残念ながら7月に入っても梅雨は終わらないので、この気候はまだ続いてしまいます。ならば、おしゃれを楽しんでテンション上げてこー! ってことで、筆者が教えを乞いに向かったのは【J.プレス&サンズ】のディレクター黒野智也さん。
黒野さんといえば、おしゃれ偏差値が測定不能なほど洒落に洒落ていて、独自のスタイルを確立しているお方。そんなおしゃれメンズが憂鬱な梅雨をどう乗り越えているのか、個人的にすごく気になったんです。ここでは黒野さんのスタイリングと共に、梅雨コーデで意識することなどを聞いてきました!
ゴアテックスで快適性をキープしつつ、雨の日ならではのおしゃれを楽しむのが黒野流
トラッドとスポーティのミックス具合がさすがのひと言!
梅雨で一番重要なのは、足元だという黒野さん。「雨の何がイヤって、濡れて靴下がグチョグチョになること。とはいえ、湿気の多い梅雨にラバー製のレインシューズは、私の場合はムレてしまう。そんなときにチョイスするのが、ゴアテックスを使用したシューズです」。黒野さんの足もを見てみると、とってもクラシック。「ゴアテックスというハイテックな素材を使っていると思えないくらい、クラシックな顔つきですよね。レザー製なので着こなしも引き締まるし、それでいてシューズ内で靴下が濡れる心配も無用。通気性が高いのでムレずに、デザインもカッコいい。すごくテンションも上がる1足なんです」
また、雨の日はショートパンツというのも黒野さんの定番。「靴下がグショグショになるくらい、パンツの裾が濡れるのもイヤで。最悪、靴下の表に出ている部分は濡れてもはき替えればいいけど、裾が濡れるとそのまま過ごさないといけない。それだとテンションもめちゃくちゃ下がるので、ショートパンツをはくようにしています。この話をメンズにすると、共感する人が意外と多いんですよね」
表情の異なるレザーのコンビネーションも洒落ています!
黒野さんの着こなしで、ひときわ目をひくのはネオンカラーのアノラック。「雨の日って、憂鬱から始まるじゃないですか。洋服が好きな人だとなおさら。だからこそテンションが上がるネオンカラーと取り入れてみました。また、普段はトラッドスタイルが多いので、スポーティな要素を取り入れて雨の日ならでは楽しむ。そういった気分で、このアノラックをチョイスしました」
「ボトムスは汚いダック系のショートパンツですが、インナーはドレスシャツ。ネオンカラーのアノラックは、そういった相反するテイストをバランスよくつないでくれるんです。ただ、こちらはヴィンテージなので、スプレーで撥水性を高めたのもポイントですね」
ゴアテックスを使っているのにクラシック顔のシューズだったり、裾濡れを避けるためにショートパンツを選んでいたり、極めつけはテンションが爆上がりするネオンカラーのアノラック。さらにトラッドとスポーティをミックスして、雨の日ならではの着こなしをおしゃれに楽しむ。そんな黒野さんの梅雨スタイルへの考え方、めっちゃ好きかも!
トラッドの象徴でもあるBDシャツは、あえてボタンを外してラフな見え方に。こういったこなれ感を高めるテクニックもさすがですよね!
黒野さんの梅雨の必須アイテム!
シューズにもアノラックにも使用しているスプレーがこちら。黒野さんは、レザーにもファブリックにも使えるコロニアルのウォーターストップを愛用中だそう
text:KYOKO CHIKAMA

