ママ友と一緒に、日帰り温泉へ行ったときの話です。その方は普段からお上品で、美意識が高い素敵な女性という印象でした。しかし、大浴場に入った瞬間、目が点になってしまう出来事が起きました。
ママ友のびっくりマナー違反
彼女は脱衣所から持参した大きな水筒を、そのまま湯船の縁に「ドン!」と置いたのです。それだけでも驚きましたが、さらにその水筒の蓋を開けて、湯船に浸かりながら堂々と水分補給を始めたのです。
その次にさらにびっくりしたのは、持参したフェイスパックを顔に貼り付け、そのパックが剥がれないように温泉の湯を手ですくって顔にパシャパシャと "追い水分" をしていたことです。心の中で「ここはご自宅のバスルームですか!?」と激しく突っ込んでしまいました。
周りのお客さんも彼女の行動に気づき、二度見、三度見をしている様子でした。一緒に入っていた私は、恥ずかしさと気まずさでお湯の温度とは関係のない汗が止まりませんでした。彼女には悪気が一切なさそうで、ただ「温泉成分を肌に浸透させたい!」という熱意からの行動のようですが、その堂々とした公共の場でのマナー違反っぷりには本当に驚かされました。
さすがにまずいと思い、私は「みんな見ているし、パックはお風呂上がりの方が効果があるよ、きっと!」と、美意識を褒めつつやんわりと脱衣所に促しました。彼女は「そうかな〜? じゃあもうあがろうかな」と素直に応じてくれて安心しましたが、悪気がないからこそ指摘をするのはとても難しく、本当に焦りました。
脱衣所で温泉の注意書きを確認したところ、やはり飲み物の持ち込みはご遠慮くださいと書いてありました。フェイスパックについての記載はありませんでしたが、湯船のお湯をフェイスパックにかけるなど、湯船の中にパックの液が入る可能性があるような使い方は、やはりマナー違反なのでは? と思ってしまいました。
どれだけ仲がよくても、公共の場での感覚がズレている人と過ごすのはこんなにも疲れるものだと痛感しました。
それ以来、彼女とはお茶やランチなど、びっくりなマナー違反が起こらないような場所での付き合いに限定するようにしています。誰とどこで過ごすかは、慎重に考える必要があると強く感じた出来事です。
著者:佐藤 さゆり/40代女性・主婦
6歳の男の子を育てるママ。毎日「時間がない〜」と嘆いている。
作画:あやこさん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

