年齢を重ねるにつれて気になってくる「顔のたるみ」。スキンケアではなかなか改善されず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。顔のたるみの原因について、「上石神井手の外科・形成外科」の青木先生に解説していただきました。

監修医師:
青木 伸峰(上石神井手の外科・形成外科)
防衛医科大学校医学部卒業。その後、防衛医科大学校病院、日本医科大学付属病院、米国Brigham and Women's Hospital、はなふさ皮膚科などで経験を積む。2024年、東京都練馬区に「上石神井手の外科・形成外科」を開院。医学博士。日本手外科学会専門医、日本形成外科学会専門医。日本整形外科学会会員。
編集部
顔のたるみは、なぜ起こるのでしょうか?
青木先生
顔のたるみは、加齢によって皮膚や筋肉、脂肪の構造が変化することで起こります。コラーゲンやエラスチンの減少により皮膚の弾力が失われ、重力に逆らえず下がっていきます。加えて、筋肉の衰え、脂肪の下垂、骨の萎縮など複数の要素が関係して、たるみが進行していきます。
編集部
若いのにたるみが気になる人もいます。原因は何でしょうか?
青木先生
まず、1つ目は「日常の姿勢」です。特にスマートフォンやパソコンを使う時間が長く、うつむいた姿勢が続くと、重力の影響を受けやすくなり、たるみの原因となります。若くても、こうした生活習慣の影響でたるみが早く出てしまうことがあるのです。
編集部
表情もたるみに関係すると聞きましたが、それはどういうことですか?
青木先生
表情を作っているのは「表情筋」と呼ばれる様々な筋肉です。無表情で過ごす時間が長いと表情筋が使われず、徐々に衰えていきます。筋肉が衰えると皮膚を支えきれなくなり、たるみにつながるのです。意識的に表情を動かすことや、よく話したり笑ったりする習慣などがたるみの予防や改善につながります。
編集部
そのほかの要因には、どのようなものがありますか?
青木先生
「急激に痩せたとき」は、皮膚がたるむ原因となります。また、「紫外線」や「乾燥」もたるみの大きな原因です。紫外線は皮膚のコラーゲンやエラスチンを破壊し、弾力を低下させます。また、乾燥は肌のバリア機能を弱め、たるみやしわができやすい状態にします。日々のスキンケアやUV対策が重要です。
※この記事はメディカルドックにて<まだ若いのに「顔のたるみ」が気になる… 加齢以外の“意外な原因”と対処法を医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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