広島県は6月29日、県立廿日市特別支援学校で提供された給食に、ゴキブリと思われる虫の死骸が混入する事案が発生したと発表しました。
生徒が異物を発見
事案が発生したのは発表同日。同校中学部の教室で、給食として提供された弁当容器の中に異物が入っているのを生徒が発見しました。
県によると、弁当には「焼き鮭」と「卵と小松菜とあさりの炒め物」が入っており、異物は焼き鮭の下にあったとのこと。生徒が担任の教諭に伝えたところ、ゴキブリと思われる虫の死骸だと確認されました。
異物が見つかった後の学校の対応
学校は異物が見つかったあと、同じメニューを食べていた生徒の食事を止め、弁当を回収。ほかに異物は見つかりませんでした。また、同校の阿品台分校では、ほとんどの生徒がすでに食事を終えていたとしています。現時点で、ほかの異物混入や児童生徒の健康被害は確認されていません。
県は給食調理を委託している事業者に対し、異物の種類や混入した経緯、再発防止策について報告するよう求めました。あわせて、学校と分校の保護者にも文書で事案を説明したということです。今後は、食材の確認や下処理、調理作業などの各工程で、異物混入を防ぐよう事業者を指導するとしています。
なお、広島県立学校では2026年度、給食への異物混入が6校で11件発生しています。いずれも健康被害は出ていないとのことです。

