「顔の赤みがなかなか引かず気になる……」という人も多いのではないでしょうか。赤ら顔の原因は1つではなく、様々な要因があるのだそうです。今回は「上石神井手の外科・形成外科」の青木伸峰先生に、赤ら顔の主な原因について解説していただきました。

監修医師:
青木 伸峰(上石神井手の外科・形成外科)
防衛医科大学校医学部卒業。その後、防衛医科大学校病院、日本医科大学付属病院、米国Brigham and Women's Hospital、はなふさ皮膚科などで経験を積む。2024年、東京都練馬区に「上石神井手の外科・形成外科」を開院。医学博士。日本手外科学会専門医、日本形成外科学会専門医。日本整形外科学会会員。
編集部
赤ら顔には、どのような原因があるのでしょうか?
青木先生
顔の赤みの原因は多岐にわたります。アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎、酒さ、ステロイドの長期使用によって起こるステロイド酒さなど、疾患によって症状や対応が異なります。一目見ただけでは判断が難しいケースもあり、適切な診断と治療が必要になります。
編集部
アトピー性皮膚炎でも赤ら顔になるのですか?
青木先生
はい、アトピー性皮膚炎で顔に赤みが出ることはよくあります。特に皮膚のバリア機能が低下していると、外的刺激に敏感になり、炎症やかゆみによって赤みが出やすくなるのです。
編集部
脂漏性皮膚炎とはどのような状態ですか?
青木先生
脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い部位に炎症が起きる慢性的な皮膚疾患です。顔では特に小鼻の周りや額、眉間、頭皮に赤みやかゆみ、かさつきがみられます。皮脂を好むマラセチアという常在菌が関与していると言われています。
編集部
では、酒さとはどのような症状なのでしょうか?
青木先生
酒さは、顔の中心部を中心に赤みや毛細血管の拡張、小さなブツブツができる慢性的な皮膚疾患です。見た目がにきびと似ていますが、にきびとは異なるため、自己判断でのスキンケアが逆効果になることもあります。診断されずにそのまま放置されるケースも多いのですが、進行性の疾患なので、気になる症状がある場合は早めに医療機関で治療を受けることをおすすめします。
※この記事はメディカルドックにて<「顔の赤み」が出る原因はご存じですか? 「赤ら顔」の対策や治療法も医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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