
小川史記(BUDDiiS)と瀬戸利樹がW主演で、累計200万DL突破のBLコミックを実写ドラマ化した「しもべの王子様」(TOKYO MX、毎週金曜夜11時~)が7月3日(金)から放送開始。かつて“王子様”のように君臨していた直也と、彼に従う“しもべ”の高明、社会的立場は逆転しても続いた10年越しの2人の関係を描くラブストーリーとなっている。このたびWEBザテレビジョンでは直也役の小川と、高明役の瀬戸にインタビューを実施。作品への思いやビジュアルにもこだわった役作り、また、注目の“足舐めシーン”についても語ってもらった。
■「大人っぽい雰囲気で、直也と高明の愛情に胸が熱くなりました」(小川)
――出演が決まったときの率直な感想を教えてください。
小川:お話しいただいた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。しかも、相手役は瀬戸利さんじゃん、仮面ライダーじゃんって(笑)。彼と一緒に主演で作品を作り上げることに喜びを感じました。
僕はBL原作ドラマの出演は初めてだったんですが、イメージしていたキラキラな青春ものとは違って、大人っぽい雰囲気で、直也と高明の愛情に胸が熱くなりました。
瀬戸:僕はBL原作ものはこれが3作品目になるんですけど、原作と脚本を読ませていただいてこのラブストーリーを演じてみたいと挑戦しました。たくさんの方に感情移入していただける作品にできたんじゃないかと思っています。
――周囲の方の反応はいかがでしょうか?
小川:ファンの方は喜んでくれていましたし、メンバーも「主演でやるんですね!」って言ってくれました。ただ、メンバーが予告映像に出てくるセリフを「言ってくださいよ」とか言っていじってくるんで、「だまれ」って言ってます(笑)。
瀬戸:これまでBL原作ドラマではやって来なかったタイプのキャラクターで、しかも眼鏡キャラだったので、驚かれている声も聞きました。でも、眼鏡が似合うと言ってくれる声もあったので、少し安心しています。

■小川と「気づいたら仲良くなってました」(瀬戸)
――お互いの印象と共演して変化したことを教えてください。
瀬戸:BUDDiiSでは森愁斗くんと高尾楓弥くんに続いて史くんが3人目の共演になるので、9人全員との共演を目指しています(笑)。史くんはBUDDiiSのリーダーということもあって気遣いができるし、しっかりされた方です。この間、ライブを見させていただいたんですが、MCでもメンバーそれぞれに話を振って広げていてすごいと思いました。僕も撮影現場で史くんに救われてばかりでした。
小川:ここ、大きい文字で書いてください(笑)。瀬戸くんとは年が1つしか違わなくて、いつの間にか打ち解けてました。最初はお互い人見知りしてたんですけど。
瀬戸:はじめはお互いに格好つけてました(笑)。でも、撮影現場で一緒にご飯食べて他愛ない話して、待ち時間中に携帯ゲームを一緒にして、気づいたら仲良くなってました。
――先ほど瀬戸さんの眼鏡の話が出ましたが、小川さんが演じられた直也はロングヘアでお2人ともビジュアル的に特徴があります。キャラクター作りの苦労などあれば教えてください。
小川:僕はロン毛が似合わないと思っていたので不安がありましたが、エクステをつけたときにスタッフの方が拍手して盛り上がってくれたので、安心しました。毎朝早くからエクステをつけてもらって大変でしたけど、でも、直也になれるのが嬉しかったです。
瀬戸:(小川に)本当に似合ってた。僕は眼鏡をたくさん試して、今流行っているリムレス眼鏡になりました。僕自身の考えになりますけど、原作があるものは、できる限り寄せたいと思っていて、近づけられたんじゃないでしょうか。
小川:(瀬戸に)ばっちりだった。色気が増すというか、高明の雄の部分みたいなところが、眼鏡を掛けている時のほうが強いと感じました。

■恋愛の理想像は「僕は2人で島とか、田舎で暮らしたい」(瀬戸)
――高校生時代もご自身で演じられていますが、感想を教えてください。小川さんは“奇跡の31歳”というキャッチフレーズもお持ちですが、制服を着てみていかがだったでしょうか?
小川:かわいい感じの“奇跡”ヘアスタイルじゃなく、ロン毛だったんですけど…。僕らいけてたよね?
瀬戸:うん、全然いけてた。
小川:制服着させてもらえるなんて「いいんですか?」だったんですけど、着てみたら意外としっくりきてました。
瀬戸:僕らわりと童顔だからね。
――いつまでも学生役に挑戦しつづけたいですか?
小川:もちろん、僕は挑戦したいです。
瀬戸:僕はそろそろ先生役の方に行きたいですね。
小川:その回答はズルい(笑)。でも、僕は制服を着させてもらえるならいつまでも着たいです。

――学生から社会人となって、直也は任された会社を潰して無職になり、再出発する様子が描かれます。物語に共感される部分はあったでしょうか?
小川:とてもあります。僕はいろんなご縁があって今の事務所に入ったんですけど、芸能界に入る前を史記暗黒時代と呼んでいて、人生のどん底を味わいました。会社を潰した直也と境遇は違いますけど、気持ちはわかるなって感じました。あのときはもう、本当に暗黒でした。
瀬戸:そうだったんだ。
小川:うん。今思うと、僕が世の中を舐めてた。大舐め。
瀬戸:大舐め!
小川:大トガリしてた。どうだった?
瀬戸:僕はどん底というのはないですけど、人に与えるよりももらうことのほうがずっと多くて、これじゃいけないと落ち込むことはありました。芸能生活を続けてきて、毎日が勉強の連続です。

■“足舐めシーン”は「ただただ申し訳なかったです」(小川)
――学生時代から始まって社会的立場が逆転しても続く10年越しの関係性が描かれていますが、理想の恋愛像があれば教えてください。
小川:僕、理想があります。コーヒーを買って公園のベンチで2人で飲みたい。あれ、(内容が)薄い?(苦笑)
――シチュエーションも大歓迎です。
小川:手料理を食べたいです。好きな人の手料理をおかわりしたい(笑)。
――ご自身ではお料理を振る舞いたいですか?
小川:振る舞えません(笑)。でも、一緒に作りたいです。1人では作れないんで、一緒に何か作ったりとかいいな。本当に憧れます。あと、今、木村拓哉さん主演の「プライド」を見ていて、木村さんが客席にいる竹内結子さん演じる亜樹ちゃんに「Maybe」って言うんですけど、あれがやりたいです。
瀬戸:かっこいいね。ライブでやる?
小川:いや、ライブではやんない(笑)。夢です、夢。
瀬戸:僕は2人で島とか、田舎で暮らしたい。
小川:おお、ゆったり系だ。海外?日本?
瀬戸:どっちもいいな。野菜を作ったり、動物を飼ったりしたいです。
――BL原作ドラマでは胸キュンシーンや高揚感あふれるシーンも醍醐味だと思いますが、予告映像でも登場する“足舐めシーン”はチラッと見るだけでも、ドキドキしました。実際に演じられてみていかがでしたか?
小川:いや、人生初めてです、人に足を舐められたのは。当たり前ですけど。
瀬戸:自分だけみたいに言ってるけど、俺も人生で初めてだよ、足を舐めたのは。
小川:でも、何にもなかった。
瀬戸:どういうこと?
小川:ときめきとか、何にもなかった。ただただ申し訳なかったです。
瀬戸:いや、全然。どこであろうと皮膚は皮膚だから。
小川:じゃあ、またお願いします(笑)。
瀬戸:わかりました(笑)。
――最後に見どころを教えてください。
小川:キュンシーンももちろんあるんですけど、ドラマが良い意味でしっかりと重たく見応えある内容になっていると思います。1話のラストはキュンというより、ギュンって感じですし、視聴者の方にも伝わるといいなと思ってます。
瀬戸:ギュンですよね、僕も思いました。この作品はある種の王道というか、ラブストーリーに求められる要素が詰まっていると思います。直也と高明の関係はどうなっていくのか、ぜひ見守っていただけたら嬉しいです。
◆取材・文=牧島史佳/スタイリスト=井上亮(PUNCH)[小川史記]、鬼塚美代子(Ange)[瀬戸利樹]/ヘアメーク=AYUMI(PUNCH)[小川史記]、松前詠美子(1031c.)[瀬戸利樹]/衣装協力=HARE/アダストリア(小川史記)、TAKEO▲KIKUCHI / タケオキクチ(瀬戸利樹)

