
イ・ジュニョンが主演を務める韓国ドラマ「新入社員カン会長」の第9話が、6月28日にLeminoで配信された。第9話では、チェソングループの会長カン・ヨンホ(ソン・ヒョンジュ)がついに死亡宣告を受けた。だがヨンホの魂は、新入社員ファン・ジュニョンの肉体に留まったまま…。27歳のジュニョンと72歳のヨンホを演じ分ける俳優イ・ジュニョンの表現力に、視聴者から驚きの声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■カン・ヨンホ会長に“死亡宣告”
「新入社員カン会長」は、大ヒットドラマ「財閥家の末息子~Reborn Rich~」(2022年)の原作者・サンギョン氏による同名ウェブ小説をベースにしたオフィスファンタジー。“ビジネスの神”と称される大手財閥チェソングループの会長・ヨンホ(ソン・ヒョンジュ)と、サッカー選手を目指していた青年・ジュニョン(イ・ジュニョン)が階段転落事故で衝突。その衝撃で2人の魂が入れ替わってしまう。
ヨンホの長男ジェソン(チン・グ)と長女ジェギョン(チョン・ヘジン)は、ヨンホの体が昏睡状態なのをいいことに会社の実権をもぎ取ろうと画策。8話ラストでは、権力に対して異常な執着を持つジェギョンがヨンホの眠る病室を訪れ、生命維持装置に手を掛けた――。
■ヨンホ、心からの謝罪「本当に申し訳ない」
ヨンホ死去のニュースが経済界を駆け巡った第9話。娘ジェギョンに殺されたと知り、ジュニョンはそこまで自分(ヨンホ)が憎まれていたことにショックを受ける。同時に、死んだはずの自分が青年ジュニョンの体に留まっていることに胸を痛める。
さらに青年ジュニョンの記憶が走馬灯のように駆け巡り、ヨンホはジュニョンの祖母ホ・オクスン(ピョン・ジュンヒ)がどんなにジュニョンを愛していたかを知る。そして“自分の遺体”の前で「私なんかに代わって死なせてしまい、本当に申し訳ない」と心からジュニョンに謝罪し、オクスンと暮らすことを決意。ジェギョンからすべてを奪い返すため、最後の戦いへと踏み出した。

■ジュニョンの“企み”「共にどん底まで落ちよう」
ヨンホが青年ジュニョンの体に憑依して繰り広げるスリリングな頭脳戦は韓国でも話題で、初回3.7%だった視聴率も上昇を続け、前回の第8話では2ケタに突入(ニールセン・コリア調べ、有料世帯基準)。
第9話では、ジュニョンがあえてバングルたちを裏切ってジェギョンの懐に入り込み、彼女を会長の座から引きずり降ろそうと本格的に動き出した。ジュニョンは、ジェギョンに策を授けながらも腹の内では「そうだ、俺を信じろ。共にどん底まで落ちよう」と邪悪な笑顔を浮かべ、チェソングループの乗っ取りを狙うテハグループの会長ナ・ビョンモ(チョン・ジェソン)にも「いつでも連絡ください」と意味深な笑みを浮かべる。
本気を出したヨンホだが、その見た目はジュニョン。“ビジネスの神”の抜け目なさとカリスマを、俳優イ・ジュニョンがケレン味たっぷりに演じている。
同時に9話では、ヨンホの脳裏に浮かんだ幻の中で、青年ジュニョンもしばしよみがえった。朝、オクスンが作ったカルビタンを一口味わってバタバタと練習に出掛けていく姿や、サッカー場でゴールを決めて仲間と喜び合う姿。そして、オクスン手作りの弁当を仲間と味わう姿…。ヨンホが乗り移っているときとは別人のような明るい笑顔が、彼の純粋で天真らんまんな人柄を物語る。
視聴者からも「ブラックジュニョン最終段階覚醒!」「おばあちゃん子でサッカー大好きなジュニョンくんが天真らんまんすぎて泣ける…」といった声に加え、俳優イ・ジュニョンの2役演技に「これが演技だなんて信じられない」「ジュニョンのときとヨンホのときで声も雰囲気も何もかも違い過ぎて同じ人とは思えない」といった驚きのコメントも寄せられている。
味方であるバングルたちをも欺き、本格始動したジュニョン。その次なる一手に注目が集まっている。
「新入社員カン会長」(全12話)は、毎週日・月曜に1話ずつ新エピソードをLeminoで配信中。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

