
古川雄輝と長野凌大(原因は自分にある。)がW主演を務めるドラマトリップ「普通の恋愛」(毎週木曜深夜0:58-1:30ほか、CBCテレビ、BS朝日ほか※FODほかにて配信)の第1話が7月2日に放送された。つき合っていくことに不安になった一良(古川)が慶伊(長野)に別れを切り出す様子が描かれて、辛い気持ちにさせられた。Xでも、「最後苦しいぃぃぃ」「お互い難しい問題だな…」「もう1話目から胸がぎゅっと苦しくなる」とコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)
■古川雄輝×長野凌大のW主演で描く、不器用で優しい恋模様
過去に深いトラウマを抱える36歳の同性愛者・文原一良を古川、これまで恋を知らずに生きてきた24歳の年下彼氏・東慶伊を長野が演じるほか、一良の会社の同期である安藤役に水間ロン、先輩女子社員の佐川役に小野春花、同じく女子社員の鈴木役に菜摘華が配役。
また、一良のかつての交際相手・朝比奈周弥を古屋呂敏、慶伊の姉・東彩矢を坂ノ上茜、慶伊の幼なじみ・柊沢未来を渡辺色、一良の良き理解者であるゲイバー「マ・ヤン」のサチコママを山中聡が演じる。
さらに、「マ・ヤン」の常連客として、一良の恋の行方を温かく見守るまーちゃん役の細川佳央、同じく、現実的な視点からアドバイスも送るりゅうくん役の門間航、一良の母・文原広葉役の古村比呂らが脇を固める。
■上司である一良と部下の慶伊はつき合うことに
上司と部下の関係である36歳の文原一良と24歳の東慶伊は、映画館での偶然の出会いをきっかけに、趣味の合う友人となる。ある日、同性愛を描いた映画を観た帰りの居酒屋で、一良は酒の勢いを借りて自身が同性愛者であることを告白。拒絶される覚悟の一良だったが、慶伊は真っすぐにその思いを受け入れ、2人は付き合うことに。
しかし、交際から1年経とうとする今も、2人はキスすらしたことがない。一良は男性と付き合うのが初めての慶伊に、決して無理をさせたくなかったのだ。「なぜ、12歳も年上で、さらに同性の自分が付き合えるのか」「本当に恋人として自分のことを好きなのか」と思い詰める一良。
行きつけの店のママ・サチコ(山中)から背中を押された一良は、交際1年の記念日、ついに慶伊のその本心を確かめようとする。
■一良「東は…その…ふ、普通の恋愛だってできるのに…」
記念日の日、慶伊が予約したホールのケーキを買って帰り、楽しく過ごす2人。ご飯を食べ終わり、残りのケーキを冷蔵に入れようとした一良がつまずいて、慶伊の上に覆いかぶさる体勢になる。
慶伊と見つめ合い、キスするように唇を近づけた一良だったが、思いとどまって「ごめん」と謝り、体を離す。慶伊は起き上がって「なんで謝るの?」と尋ねる。
一良は「東はさ、俺のことなんで好きなの?」と重い口調で質問で返し、慶伊は少し間があった後「なにそれ、なんでそんなこと聞くの?ほらもう少し食べよ」と明るく勧める。
一良は遮るように「ほ、ほんとはずっと気になってたんだ。東、かっこいいし、優しいし、モテるし。俺の前は女の子としかつき合ってなかったんだろ?」とうつむきがちに話す。
慶伊が答えないでいると「なのにあり得ない」と一良。「は?あり得ない?」と慶伊が聞き返すと一良は「だって東は…その…ふ、普通の恋愛だってできるのに…」と一良は答え、しばらくの沈黙の後「世間では今でも俺たちみたいな関係を気持ち悪いって思う人たちだっている」と続ける。
さらに一良は「俺はいいよ、自分がゲイなのは変えられないし、こういうもんだって割り切ってる。でも…でも、東は違うでしょ」と言い、「何が言いたいの」と慶伊は返す。
「だから、わからないんだよ。東がそんな思いまでして俺とつき合う理由が」と一良は気持ちを吐露し、「東は本当に俺のこと恋人として好きなの?」と尋ねる。慶伊は気まずそうに「それは…」とだけ口にし、一良は「もしそうじゃないなら、俺たち別れた方がいいと思う」と覚悟をにじませた。
不安な気持ちが募って別れを切り出してしまう一良の姿に、見ているこちらまで辛い気持ちにさせられた。Xでも、「切ねえ……切ないけどめっちゃ良い」「最後苦しいぃぃぃぃ」「お互い難しい問題だな…」「文さんと東くんの穏やかな日常がこのまま続くといいな…」「もう1話目から胸がぎゅっと苦しくなる」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳

