”ミシンで縫ってはいけないもの”…洋裁で最初に習う注意事項が話題に「想像するだけで、なんだか頭の奥が痛い」【漫画】

”ミシンで縫ってはいけないもの”…洋裁で最初に習う注意事項が話題に「想像するだけで、なんだか頭の奥が痛い」【漫画】

想像するだけで背筋が凍る、洋裁の注意事項とは…
想像するだけで背筋が凍る、洋裁の注意事項とは… / 画像提供/小柳かおりさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、小柳かおりさんの「服より先に縫ってはいけない〇〇の話」をご紹介。

作者である小柳さんが6月14日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4700件を超える「いいね」が寄せられた。本記事では小柳さんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。

■華やかに見える服飾の世界に起こる、恐ろしい出来事とは…

作者である小柳かおりさんは、漫画家兼服飾デザイナーとして活躍している。洋裁を習う際、最初に言われる注意事項として”ミシンで縫ってはいけないもの”があるという。詳しい話を聞くと、”ぞわぞわ”せずにはいられない内容だった…

本作を投稿したX(旧Twitter)には「ひいいい!」「私やったことあります」「思い出しただけで胃がギュギュギュってなる…」「想像するだけで、なんだか頭の奥が痛い」など驚きのコメントが寄せられている。

■「経験者には共感を、未経験者には新しい発見を届けられるよう」作者・小柳かおりさんに作品へのこだわりをインタビュー
小柳かおりさんにインタビュー
小柳かおりさんにインタビュー / 画像提供/小柳かおりさん

――「服より先に縫ってはいけない〇〇の話」を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。

このお話は、Kindleで配信を開始した新シリーズ『服飾現場は今日も華やか!?…なハズでした汗』の第2話として執筆しました。ファッション業界というと、華やかでキラキラしたイメージを持たれる方が多いと思います。私自身も憧れから40歳で服飾学校に入り、その後レディースアパレルブランド「Antique Carrie」を立ち上げました。

実際に業界の内側に入ってみると、華やかな部分はほんの一部で、ミシンや工具を扱う危険な作業や、地道で泥臭い仕事の積み重ねによって支えられていることを知りました。このシリーズでは、そんな服飾現場の“理想と現実のギャップ”を描いています。本作はその中でも、縫製に携わる人なら誰もが耳にしたことのあるエピソードを通して、「服作りは意外とスリリングな世界なんだ」ということを伝えたいと思い題材に選びました。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

ミシンに触れたことがある方とない方では、受け取り方が大きく変わる作品だと思います。ミシンに馴染みのない方には、「そんなことが起こるの!?」という驚きを感じていただけるかもしれません。一方で、縫製経験のある方には、笑いながらもヒヤッとしていただけるのではないでしょうか。「誤って○○を縫ってしまうかもしれない」という話は、縫製に関わる人なら一度は耳にするほど有名なエピソードです。経験者には共感を、未経験者には新しい発見を届けられるよう、実際の現場の空気感を大切にしながら描きました。

――本作の中で特に印象に残っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

私自身、「○○を縫ってはいけない」という話を初めて聞いた時に大きな衝撃を受けました。その驚きをそのまま作品に込めたので、読者の方にも同じような感覚を味わっていただけたら嬉しいです。そして実は、作品そのもの以上に印象に残ったのが読者の皆さまから寄せられた感想でした。コメント欄には実際に○○を縫ってしまった体験談が数多く寄せられ、「思った以上に身近な出来事なんだ」と驚きました。私は幸いにもまだ経験がありませんが、それは単に運が良かっただけなのかもしれません。皆さまの体験談を読んで、改めて気を引き締めようと思いました。

――漫画家と服飾デザイナーをされているとのことですが、それぞれのお仕事を始めたきっかけや理由があればお教えください。

幼少期から漫画や絵を描くことが好きだったので、漫画家を志し、10代の頃に少女漫画家として商業デビューをしました。一方で、服飾は憧れを抱いていたものの40歳になるまで無縁のものと遠ざけていた世界でした。「40歳を機に新しいことに挑戦したい」という想いから、ずっと憧れていた服飾の世界に飛び込み、ゼロから学び始めました。現在はブランドを立ち上げて、全国の百貨店でポップアップを開催しています。

一見別々の仕事に見えますが、どちらも「頭の中にあるイメージを形にする仕事」です。服作りを始めたことで表現の幅が広がり、現在は服飾の世界での体験そのものが漫画の題材にもなっています。二つの活動が互いに影響し合いながら成長していると感じています。

――今後の展望や目標をお教えください。

今後も漫画を通して服飾現場のリアルな舞台裏や、実際に飛び込んだからこそ見えた世界を発信していきたいと思っています。また、運営するアパレルブランド「Antique Carrie」でも、作品の中だけでは伝えきれない“本物の服作り”をお届けしていきたいです。漫画と服作りの両方を通して、多くの方に服飾の魅力を伝えていけたら嬉しく思います。

――読者へメッセージをお願いします。

服飾の世界は華やかに見えますが、その裏側にはたくさんの努力や失敗、そして思わず笑ってしまうような出来事があります。この作品を通して、そんな服作りのリアルを少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。また、『今からでは遅いかもしれない』と思っている方にも、40歳から服飾の世界に飛び込んだ私の経験が何かのきっかけになれば幸いです。

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