ライターという仕事柄、青山エリアはよくパトロールするようにしています。話題のショップも多いので、"今"を知るための定期的なチェックは欠かせません。とはいえ、忙しさを理由に何カ月も空いちゃうこともあって。そうなるといつの間にか新しいショップがオープンしていたりするんですよね。
先日も骨董通りに気になる新ショップを発見しました。それが【URBANIC30 (アーバニック30)】です。初めて聞くブランドだったので調べてみると、どうやら韓国ブランドのよう。青山は初のグローバルストアで、なんと今から約半年前の2025年3月にオープン。大々的に発表していなかったそうですが、私としたことが何カ月も経って発見するとは……。だって、すごくおしゃれで素敵なショップだったんです。というわけで今回は、その全貌とオススメのアイテムをお届けします!
アイテムに刻まれている鍵マークは、【アーバニック30】のシンボル!
【アーバニック30】ってこんなブランド!
トレンドが移り変わりが激しい韓国で、2014年の誕生した【アーバニック30】。ブランド名にある「Urbanic」は旅行で訪れた世界中の都市の文化や雰囲気を、「30」は毎日を大切に積み重ねていく完成する1カ月という時間の豊かさ表しているそう。
そして【アーバニック30】が提案しているのは、ヴィンテージウェアやワークウェアから着想を得た女性らしさと着心地のよさを両立させたスタイル。どれもベーシックなデザインなのですが、細部もとことんこだわり、時を経ても色あせない長く愛せるアイテムという印象を受けました。
ウェアからシューズやバッグといった小物、さらにはアクセサリーにいたるまで、アイテムのバリエーションも豊富。【アナトミカ】や【サンダース】、【ヘルスニット】といったメンズにおなじみのブランドとのコラボレーションも積極的で、どちらかというとメンズライクなスタイルが好きな人に特に刺さるラインナップになっていると思います。ちなみに筆者はまさにそのタイプなので、欲しいものだらけでした(笑)!
ショップの入り口でも【アーバニック30】のシンボルを発見!
日本では知る人ぞ知るブランドですが、本国ではすでに絶大な人気を誇っています。その証に青山のショップのお客様の多くは韓国人で、なんと韓国では売り切れているアイテムを求めて訪れているそう。その人気の理由は、ブランド創始者の1人でもあるクリエイティブディレクターのアランさんだと思います。
実は取材中に偶然お会いしたのですが、すっごく素敵な女性で。アランさん自身はとても控えめなのですが芯がしっかりしていて、自分のスタイルも確立している。で、そのスタイルがなんとも洒落ている抜群のセンスの持ち主なんです。そのセンスのよさはインスタグラムでも見て取れるので、ぜひチェックしてみてください。
週に1回変わるウィンドーのお花までも洒落ているんです
イギリスのシューズブランド【サンダース】とコラボしたシューズとストックが陳列したインテリアも素敵♡
インテリアは全てアンティーク!青山は内装のこだわりもすごいんです!
重厚でどこかクラシックな雰囲気が漂う【アーバニック30】のショップ。それもそのはず、青山に使用しているインテリアは全てアンティークなんです。しかもセンス抜群のアランさんがセレクトしたので、どれも本当に洒落ていて刺さりまくり♡
韓国のショップも同じ雰囲気なのか聞いてみると、意外にも大理石を使ったクリーンで洗練された空間になっているとのこと。韓国と日本で全く違う内観というのもなかなか面白いですよね。
店内は、洗練されたカジュアルアイテムの宝庫!
店内はゆっくりショッピングが楽しめるようになっていて、あらゆる面においてかなり余白があるなと感じました。アイテムの並べ方にも余裕がありますし、一点一点をしっかり見てほしいという意図があるかのよう。アンティークのインテリアの配置も絶妙で、アランさんはこういったセンスも抜群なんだな、と改めて思いました。
スタッフとの会話を楽しみながらつい長居してしまいそうなほど、おしゃれで魅力的な空間になっているので、ぜひ足を運んでみてほしいです!
店内にソファスペースも設けているので、ゆったりくつろぎながらお買い物が楽しめます!
フィッティングルームも洒落てます!
こういった小物もいちいちおしゃれ。細部にいたるまで、アランさんのセンスが光るショップになっているんです!

