飼い主さんの布団やベッドの上で、“わが物顔”でくつろぐ猫たち。なぜ、猫たちは自分のベッドがあるのに飼い主さんの寝場所を使うのでしょうか?
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さんたちにアンケート調査を実施し、布団やベッドの上で目撃した愛猫の姿をお聞きしました。今回はその調査内容とあわせて、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に伺った、猫たちが飼い主さんの布団やベッドを使いたがる理由をご紹介します。

引用元:飼い主さんの布団でくつろぐ猫に関するアンケート(ねこのきもちWEBMAGAZINE)
今回のアンケートでは、愛猫が飼い主さんの布団やベッドでくつろいでいる姿を見かけたことのある人が94%いることがわかりました。
そこで、飼い主さんたちにどのようなときに愛猫のくつろぐ姿を見かけたのか、具体的なエピソードをお聞きしました。

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
- 「日中の人がベッドを使わない時間帯は、猫様のベッドになっています。コテンと横になって伸びています」
- 「寝ようと思ったら、布団やベッドのど真ん中で寝ていることがあります」
- 「昼食後はよくベッドの上で丸くなっています」
- 「留守中に私のベッドでくつろいでいて、帰宅したのに気づくと、ベッドから降りてきて迎えてくれます」
- 「夜寝室に行くと、私の枕をベッドにして先にお休みでした」
- 「自分のベッドがあるのに、毛づくろいから始まり寝る準備まで。ベッドの真ん中で体を伸ばして寝ています」
- 「たまに実家の母が泊まりに来ると、来客用の布団の上にわが物顔で居座っています」
- 「干した布団を畳んで置いておくと、その上で丸くなって気持ちよさそうに寝ています」
- 「日中は自分のベッドのように寝て、夜は一緒に寝てくれます」

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ここからは、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生にお話をうかがいます。
――猫は、どのような場所を居場所として選びやすいのでしょうか?
原先生:
「猫は“狭くて暗い場所”や“適度に温かく風通しがいい場所”など、安心できる空間を好む傾向があります。また、部屋全体を見渡せて外敵が来ない“高い場所”も、自分の身を守りやすいため居場所になりやすいと考えられます」
――飼い主さんの布団やベッドを居場所に選ぶ理由を教えてください。
原先生:
「飼い主さんのニオイが強く残っている場所なので、猫にとっては大きな安心感を得られるのでしょう。また、お布団のふかふかした柔らかさや適度な温かさが、猫にとっては居心地いい特等席なのかもしれません」
――飼い主さんの布団やベッドの上でくつろぐことが多い猫の傾向を教えてください。
原先生:
「飼い主さんに対して甘えん坊で、母猫のように慕っている猫に多く見られる傾向があります。また、“少し寂しがりやな性格の猫”や“人と一緒に過ごすことでより安心感や幸福感を得られる性格の猫”には、よく見られる行動かもしれません」
飼い主さんの布団やベッドには、特別な心地よさがあることがわかりました。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/小崎華
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年6月時点の情報です。
