
WEST.の藤井流星が、7月5日に東京・東京グローブ座で開催されたROLL ((CAKE)) TIMEのプレスコール&初日前会見に、共演の濱田龍臣、駿河太郎、作・演出の西田征史氏と共に登壇。西田氏との6年ぶりの再タッグについてや、初共演の濱田・駿河の印象などを語った。
■西田氏&藤井が6年ぶりタッグ!ハートフルサスペンスコメディー
本作は、朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(2016年、NHK総合ほか)やミュージカル「SUNNY」(2023年)などで知られる西田氏の作・演出による完全オリジナルのハートフルサスペンスコメディー。西田氏とはドラマ「正しいロックバンドの作り方」(2020年、日本テレビほか)以来6年ぶりにタッグを組む藤井が、15年前に両親を交通事故で亡くした悲しみを抱えたまま、親から受け継いだロールケーキ専門店「くるん」を守り、弟と2人で懸命に生きる主人公のパティシエ・青柳敬治郎を演じる。
冒頭30分のプレスコールを終えた後に行われた会見で、藤井はかねてより西田氏との再タッグを熱望していたことを伝えつつ「ちょっと生意気ながら『コメディーをやりたいです!』と言っていて、サスペンス要素もあるんですけど、コメディーという部分でしっかりお客さんに笑って帰ってもらえるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
そんな藤井に対し、西田氏は「この間、藤井くんと話をして、『コメディーをやりたい』というところから考えて、こんな感じになりました。(プレスコールで公開されたシーンでは)まだコメディー感がちょっとないですが(笑)。まだネタバレしていただきたくなかったので、ここまでで止めさせていただきましたが、ここからちょっと大きな仕掛けがあって、回収していきますので、大きい笑いが生まれてくるんじゃないかなと思います」と、サスペンス要素だけでなく、“コメディー”の部分にも自信をのぞかせた。
あらためて6年ぶりに西田氏とタッグを組んだ感想を、藤井は「一つはシンプルに優しい(笑)。現場の雰囲気がすごく柔らかいんですよ。西田さんの持っている空気感で現場が進んでいってる気がするので、和やかな雰囲気でできているのがうれしいですし、楽しくやらせていただいてます」と、西田氏の柔和な人柄が現場のいいムードにもつながっていると話した。
また、西田氏の紡ぐ脚本については「先ほど『ここから仕掛けがある』と言っていましたけど、その“仕掛け”を本で読んだとき、自分がやるのも楽しみでしたし、これがいいテンポ感で回っていけばすごく面白くなるんだろうなと思いましたね」と展望し、「やっていく中で『もうちょいコメディーに振ろうか』という話もあったり、元々全然そんなつもりなく、シリアスだと思って西田さんが書いてたところを『ちょっとコメディーっぽくしよう』となったり、やっていく中でも変化があるかなと」と、実際に演じてみて変化していった部分もあることを打ち明けた。
■初共演の濱田の印象は「甥っ子に会った気分」
今作では、濱田・駿河とそれぞれ初共演となる藤井。印象を聞かれると「濱田くんは、テレビで(彼が)小さい頃から見ていたので、『なんか会ったことある気がする』という感じだったし、マジで顔変わってなくないですか?ホンマに見ていた通りで、こんなこと言ったら失礼かもしれないですけど、甥っ子に会った気分というか(笑)」と語り、子役時代から活躍してきた濱田だけに、どこか親戚と会うような感覚であることを伝えた。
一方、駿河については「太郎ちゃんもいろいろなところで見ていた人なんで、うれしかったですし、隣の位置で出てくださると聞いたときに安心感もありました」とした上で、「コワモテっちゃコワモテじゃないですか。怖い人なのかなとか、いろんな想像したんですよ。でも、(初対面から)数日くらいで『呼び方は何でもいいよ』って言ってくれて、『じゃあ太郎ちゃんで』というふうに呼ばせていただいて。気さくで優しく、めちゃくちゃ助かっています」と、駿河の優しい素顔を明かした。
ROLL ((CAKE)) TIMEは、7月6日(月)~8月2日(日)まで東京・東京グローブ座、8月7日(金)~11日(火)には大阪・森ノ宮ピロティホール、8月20日(木)~24日(月)には福岡・キャナルシティ劇場にて上演される。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

