
草なぎ剛が主演を務めるドラマ「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)のTVer限定スピンオフドラマ「愛と妄想のロンド」(全2話)が、本編第1話放送後および第3話放送後にTVerにて配信開始される。遺品整理会社・“Heaven’s messenger”で働くスタッフたちの裏側、そして、大企業グループ・御厨家の意外な一面が描かれる本作。第1話「運命ラヴァーズ」で矢作海斗を演じる塩野瑛久と、第2話「新・御厨家の味」で御厨彩芽を演じる月城かなとが、スピンオフドラマならではの見どころを語るコメントが発表された。
■心温まるヒューマンストーリー「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」
本作は、心優しい遺品整理人と遺品整理会社のチームが届ける、心温まるヒューマンストーリー。“遺品”に込められた人生最期のメッセージが、いまを、これからを生きる人々の“心”に届く模様を描く。シングルファーザーで遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ)が、仕事を通してさまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく。
■TVer限定スピンオフドラマ「愛と妄想のロンド」あらすじ
第1話「運命ラヴァーズ」の舞台は、本編第1話の少し前。遺品整理会社・“Heaven’s messenger”で働く矢作海斗(塩野)は、パート社員・神部清香(長井短)のタロット占いを受けることになる。強引な清香にされるがままの海斗だが、その占い結果に運命の恋が動き出す。
第2話「新・御厨家の味」で描かれるのは、御厨家のとある休日。思いがけず2人で料理をすることになった長女・彩芽(月城)と兄・利人(要潤)。そこに母・富美子(小柳ルミ子)も加わって、家族団らんのひとときとなるはずが、まさかのハプニングが発生する。
■塩野瑛久&月城かなと コメント
――塩野さんが出演する第1話は、Heaven’s messengerで働く同僚・清香を演じる長井短さんとの掛け合いが中心の物語です。
塩野:長井さんと共演するのは2回目なんですが、久々に会えてうれしかったです。長井さんはすごくお芝居が達者な方なので、やりとりしていて楽しかったですね。
――長井さんのお芝居の魅力とは?
塩野:長井さんにしか演じられないような独特な雰囲気があって、今回の清香に関してはおそらくふわっと作っていらっしゃると思います。ふわふわした言い回しにちょっと毒気のようなものを混ぜ合わせていて、その塩梅がすごく心地がいいです。海斗としてその場にいると、「清香と二人で、日々こういうやりとりをしているんだろうな」とすごくよく見えるようなお芝居をしてくれました。
――会話劇を演じる上で、事前にお話などしましたか?
塩野:そんなに話はしていなくて、リハーサルをしながらお互いに息を合わせていくという感じでした。持っている引き出しをちょっとずつ開きながら、お互いに探りながら、「どんな球を打ち返してくるかな?」という気持ちでやっていました。
――月城さんご出演の第2話では、御厨家の本編では見ることができない新たな一面を見ることができそうです。
月城:本編の御厨家は、結構ギスギスしているといいますか……すごく複雑な関係性なんですが、スピンオフドラマでは打って変わって、御厨家のちょっとした日常を見ることができると思います。
塩野:これを知っているのと知らないのとでは、(御厨家の見え方が)ちょっと違いますよね?
月城:たしかに。そういう意味でも、ぜひ見てほしいなと思いますね。御厨家は家族感のない家族なんですが、その中でも「幸せだったときもあるんだな」と思いながら本編を見ていただくと、よりグサッとくるところもあるんじゃないかなと。本編ではギスギスしているので、スピンオフドラマでやっと砕けてお兄さん(利人)と接することができたのも、自分としてはうれしかったですね。
――そんな兄・利人役を演じる要潤さんの印象はどうですか?
月城:お顔は彫刻のようですし、対峙すると緊張してしまいます。でも、撮影現場以外では“優しいお兄さん”という印象です。普段はすごく柔らかい方なんですよ。それなのに役にスッと入ると、怖さを感じて…。本編では緊張感のあるシーンが多いので、「負けないように」と思いながら演じています。
――スピンオフドラマの撮影で印象的だったことはありますか?
塩野:長井さんがタロットカードをやるんですが、それが異様に似合う(笑)。
月城:たしかに、オーラがありますもんね。
塩野:そうなんですよね。あとは、本編の一部にかかってくる部分もあるので、「あのシーンの裏ではこうだったんだ」とか、「あのシーンの前にはこういうことがあったんだ」と、よりよく分かる話になっています。イメージ妄想のようなシーンも出てきて、「おやおや、海斗と碧(小澤竜心)が…!?」という場面もあるので、そこもぜひ注目していただければと思います。
月城:私は本編で食べるシーンが多いんですが、スピンオフドラマも食べ物が出てきます(笑)。でも、スピンオフドラマでは御厨家の人たちが普段、絶対に食べないであろうものを食べている。「御厨家が、未知の食べ物に出会った」という感じです。
■塩野「スピンオフドラマで日常の一部を見てもらえれば」
――本編のタイトルには「もう二度と会えないあなたに」とありますが、2人が今はもう会えないけれど、もう一度会いたい方はいますか?
塩野:あらためて、おじいちゃんに会いたいなと思います。それほどおじいちゃん子だったわけではないんですが、生き方も含めてかっこよかったなと。不器用で無口だけど、心の奥底にある優しさが見え隠れするようなところが素敵でした。いまだにお墓参りに行くと、そのたびに(仕事の)いいお話をいただけることがあるので、「守ってくれているのかな」という気がします。
月城:私は猫を飼っているんですが、その猫が小さかった頃にもう一度会いたいです。人間と比べて、あっという間に大きくなるじゃないですか。今5歳なんですけど、「この5年間、毎日ちゃんと幸せだったかな」とすごく考えるんです。
塩野:絶対に幸せですよ。
月城:いやぁ…。いつの間にか大きくなって、寝ていることが増えてきて。「あの頃のあの子に会いたい」と思いますし、「長生きしてね」とも毎日言い聞かせています。
――最後に、TVerで「愛と妄想のロンド」を視聴する方へ向けて、注目ポイントを教えてください。
塩野:本編にはない表情ややりとりが見られると思います。本編は後半になるほど真に迫ったストーリーになっていって、緊張感が走るシーンも増えるんです。でも一旦それを忘れて、スピンオフドラマで日常の一部を見てもらえれば、矢作海斗というキャラクターがどういう人物なのか、清香とはどんな関係性なのかが分かるはずです。そこを踏まえて本編を見ると、より人間関係やストーリーの奥深さが伝わるのかなと思います。
月城:本当に同じです(笑)。
塩野:(笑)。でも、僕は本当に(スピンオフドラマの御厨家を見て)グッときました。たぶん僕以上に、後半になるとどんどん緊張感も高まるじゃないですか。
月城:そうなんですよ。今回、本当にありがたいことに本編でも一人ひとりの登場人物の心情をすごく細かく描いてくださっていて。確実に役の中にはあるんだけれど、本編では表すことができなかった感情を、スピンオフドラマでは私自身も演じながら味わわせてもらっています。TVerで何回もご覧いただいて、その後にもう一度本編を見てもらえたら、また違った見方ができるんじゃないかなと思いますね。すべてのキャラクターが愛おしく感じられると思います。
※草なぎの「なぎ」は正しくは「弓へんに旧字体の前+刀」

