
Hey! Say! JUMP・山田涼介が主演を務めるドラマ「一次元の挿し木」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系/Huluほかにて配信)の第1話が7月5日に放送された。行方不明になっている義理の妹に関わる謎に直面した主人公を演じた山田の演技に多くの反響が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
■200年前の人骨と義理の妹のDNAが一致…時を超えた謎に挑むヒューマンミステリー
本作は、宝島社「このミステリーがすごい!」大賞シリーズで、2025年に文庫グランプリを受賞した松下龍之介氏の同名小説が原作。
山田が演じる主人公・七瀬悠は、遺伝子学を研究する大学院生。4年前の豪雨で行方不明になった義理の妹・紫陽(堀田真由)の生存を信じ続ける中、ヒマラヤ山脈に位置するインド・ループクンド湖で発掘された200年前の人骨と紫陽のDNAが完全に一致。真相を探るべく、動き出す。
■闇と光を感じさせた山田涼介の「目の演技が圧巻」と反響
喪服を着た悠の手に握られていたのは大きなハンマー。似つかわしくない取り合わせで向かったのは、紫陽の葬儀場だった。参列者がどよめく中、まっすぐに祭壇に向かうと、ハンマーを棺に振り下ろし、叩き壊した。
亡き母の再婚相手で、紫陽の実父である大手製薬会社の社長・七瀬京一(佐々木蔵之介)は「もう4年になるんだ。区切りをつけよう」と言うが、悠は行方不明後に紫陽が自分の学会発表に来ていたのを目撃したとして生存を信じていた。
人付き合いが苦手な悠が大切に思っていた紫陽。失意の中にいる悠の瞳は光を失っているようだった。そうだとはっきり分かったのは、その後の回想シーン。紫陽に子どものころに迷子になったときの話をしたとき、また映画を見ている紫陽の横顔を見つめていたとき、悠の表情は柔らかで、目には確かに光が宿っていたのだ。
SNSには「目の光を調整できる演技 本当にすごい」「目に光が宿ってない演技がうますぎる」「山田君の愛しい人を見る目の演技が好きだな」「目の演技が圧巻だった」といった声が上がった。
■白石聖、佐々木蔵之介、鈴木保奈美ら実力派のキャストが勢ぞろい
迷子の話のとき、紫陽は「誰の目でもない、自分の目で見たことを信じなさい」という、遺伝子学者であるバーバラ・マクリントックの言葉を悠に教えた。
そして、悠に200年前の人骨の鑑定を依頼した教授・石見崎明彦(正名僕蔵)は、「今、君が見ている世界がすべてとは限らないよ」という言葉を口にした。
印象的だったそれらの言葉から、今後、“見る”ことが鍵となっていきそうだ。その場合、今回反響を呼んだ山田の目の演技が活かされていくことだろう。
ほかのキャスト陣の演技も素晴らしかった。血のつながらない息子である悠を案じつつ、大手製薬会社の社長として隠し事がある様子を見せた京一役の佐々木、若くして京一の右腕としてグレーな仕事もしている前原幹夫役でミステリアスな感じを漂わせる木戸大聖、200年前の人骨の件でインドの関係者を襲い、さらに悠が石見崎の死体を発見する直前にすれ違った謎の男・牛尾を不穏な空気をまとって演じる吉原光夫、世界的に著名な発生生物学者・仙波佳代子役で圧巻の存在感を放つ鈴木保奈美。
そして、石見崎の姪で、悠に接触して石見崎の死後に石見崎の娘が行方不明になっているとして、「お互いの目的のために協力し合いませんか?」と訴えた唯の真摯な表情を魅力的にした白石聖。
SNSには「演技派そろい」「キャスト陣豪華」「全員の演技に引き込まれた」と反響があり、「考察しがいがある」というストーリーと共に目が離せない展開で、タイトルがトレンド1位になった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

