
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第71回が7月6日に放送された。がんで闘病中の山本(本田大輔)が、妻・テイ(伊勢佳世)のためにりん(見上)に付き添われ自宅へ戻る展開が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■最期を悟った山本の優しい嘘…妻が涙ながらに漏らした本音
花火の日、りんは最期を悟った山本の願いを叶えるため、テイのいる山本の家に向かう。突然の夫の姿に驚くテイに、山本は「牛鍋食いたくて出てきた。手術してよかった。お前のおかげだ。はあ~うまかった。ねぇ?」とりんに同意を求めるのだった。
静かな夜、山本はテイの膝枕で心地よい風を感じていた。「いっそこのままあんたと逝っちまうのも悪くないけどね」と言うテイに、山本は「お前が生きていてくれりゃあ、あの世からお前眺めて楽しめる」と返す。
ほっとした表情で眠りについた山本。テイはりんに向かって、「口なんかきけなくてもいいんです。寝てるだけでもいい。ただ一日でも長く生きててくれりゃこっちは…」と涙ながらに本音を漏らすのだった。
■「一ノ瀬さん…助けて…」 病院の廊下に響き渡る、りんの悲痛な叫び
翌朝、目覚めた山本は「風邪を引いたみたいだから病院に戻りたい」とりんに言う。そして、心配そうに見送るテイに「またな」と告げて家を去るのだった。
衰弱した山本はもう歩くこともできず、りんに抱えられながらなんとか病院へ戻る。しかし、ついに廊下で倒れてしまい、「一ノ瀬さん…助けて…助け…」と言葉を残し息絶えてしまう。「もう嘘はやめてください!山本さん!」というりんの声が、静まり返った病院に虚しく響いていた。

■「大バカ者の大ぼら吹きだよ」山本の“最期の嘘”を知った妻の悲しき叫び声
病院に駆け付けたテイは、冷たくなった夫の亡骸を見て「バカだねぇ…。なにも命かけてまで私のために…」と涙を流す。医師・今井(古川雄大)は、山本はまともに食事も摂れない状態で、いつ急変してもおかしくない状態だったと告げる。
山本の牛鍋の話が嘘だったと悟ったテイは驚いた表情でりんを見つめ、夫を抱きしめながら「バカだよ…。あんた大バカ者の大ぼら吹きだよ」と大きな声で涙を流すのだった。

■山本の温かい嘘に号泣の一方、りんの「看護婦としての今後」を心配する声も
山本が、手術を受けさせたことを後悔している妻に、優しい嘘をついた今回。SNSには「山本さんの優しく温かい嘘に泣かされた」「最後の『またな』も嘘だったんだね…」「残されていく家族のための嘘…何が正解だったのか分からず、ただ涙が止まらない」と視聴者の声が集まった。
また、りんの行動に対しては「気持ちはわかるけど、看護婦として許される行動ではないよね…」「この後の処分が怖い」「りんちゃんの光を失った表情が心配」と不安の声が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


