1.飼い主が大好きだから
猫にとって大好きな飼い主さんのニオイは、母猫のそばにいるのと同じくらい安心できるものだといわれています。また、飼い主さんのニオイのする場所を『とても安全なところ』と認識している子も多いのだとか。
猫にとって飼い主さんの匂いに包まれることは「大好きな人と一緒にいられる安心感」につながります。そのため、飼い主さんが留守にすることが多い家庭などでは、寂しさを紛らわせるために飼い主さんの服に潜り込むことも多いといわれています。
もちろん、飼い主さんのことを心の底から信頼している証拠でもあるため、外出が長引く際には普段着ている服を置いて行ってあげることで、猫も安心してお留守番できるようになる場合もあるようです。
2.温もりを感じるから
猫は寒さが苦手な生き物です。秋から冬にかけては、特に暖かい場所を選んでくつろいでいることも多いでしょう。
そして、飼い主さんが脱いだばかりの服には、飼い主さんの体温が残っています。猫はこの温もりを求めて、飼い主さんの脱ぎたての服に潜り込むこともあるといわれています。
筆者宅の猫も、飼い主が服を着替える際には「早く脱いだ服をよこせ」と言わんばかりにそばで待機していたりします。
いつも服を脱いだあとは必ず強奪されてしまいますが、とても嬉しそうな様子で服の中へ潜るのを見ると、取り上げるのが可哀想に感じてしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか。

