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“自分の中に存在する神様”のせいで日常生活に支障が…精神科病院での制限生活に「懸命に頑張る姿に感動した」【漫画】

“自分の中に存在する神様”のせいで日常生活に支障が…精神科病院での制限生活に「懸命に頑張る姿に感動した」【漫画】

精神科病院で入院している高校生時代の作者・もつおさん
精神科病院で入院している高校生時代の作者・もつおさん / (C)もつお/KADOKAWA

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。

今回はコミックエッセイ『あの頃世界のすべてだった学校と自分への呪いにさよならするまで』や、『精神科病棟の青春 あるいは高校時代の特別な1年間について』などの作者・もつおさんに注目し、もつおさんのデビュー作『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』をご紹介しよう。
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の書影
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の書影 / (C)もつお/KADOKAWA

同作は、高校生時代のもつおさんが“自分のなかの神様”に苦しめられる日々を描いたコミックエッセイ。以前もつおさんのX(旧Twitter)に第14話『精神科病院への入院』が投稿されると、約4000もの「いいね」が寄せられている。そこで作者のもつおさんに、同作の注目ポイントや今後の展望について話を伺った。

■精神科病院での入院生活は想像以上に厳しい…
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』第14話『精神科病院への入院』(1/9)
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』第14話『精神科病院への入院』(1/9) / (C)もつお/KADOKAWA

――高校生のある日を境に“自分のなかの神様”を自覚するようになり、行動に制限がかかる日々を過ごしていたもつおさん。そして、毎日を普通に過ごせなくなってしまい、ついに精神科病院に入院するのだった。

精神科病院では行動を制限する「行動療法」を用いた生活が始まる。ルールとしては体重が増えれば制限を解除していくというもので、反対に体重が増えれば制限が復活してしまう。

そんな厳しい制限生活を送っているなか、何とか高校に行くことが許されて久しぶりに登校。すると、早速同級生と再会し、気まずい雰囲気になるかと思いきや…。読者からは「辛いけど懸命に頑張る姿に感動した」「やっぱり自分を想ってくれる友達って大切」などの声が上がっていた。

■作者・もつおさん「『精神科病棟での生活ってこんな感じなんだ』と知ってもらえたら嬉しいです」
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』第14話『精神科病院への入院』(3/9)
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』第14話『精神科病院への入院』(3/9) / (C)もつお/KADOKAWA


――『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』第14話『精神科病院への入院』を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。

この投稿は『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』から抜粋したお話です。

当時の精神科病棟での生活や主治医の先生との会話、学校に通う様子などを、できるだけそのまま描くことを意識しました。入院中は家族ともなかなか会えず、自分の生活を誰かに伝える機会もなかったので、「精神科病棟での生活ってこんな感じなんだ」と知ってもらえたら嬉しいです。

もちろん、これはあくまで私自身の経験なので、すべての精神科病棟がこうというわけではありません。ただ、「こんな経験をした人もいたんだなあ」と思ってもらえたら、当時ひとりで病棟で泣いていた私の話を聞いてもらえたような気がして嬉しいです。

――『精神科病棟での入院生活』で描かれた時期を改めて振り返った際、特に思い入れや記憶に残っている場面などあれば、ぜひお聞かせください。

特に印象に残っているのは、病棟で初めて同じ病気の人たちと出会ったことです。当時の私は自分が病気だという認識がほとんどありませんでした。

ですが、同じ症状や悩みを抱える人たちと出会い、「自分も病気だったんだ」と初めて気づくことができました。この部分は作品の中でも特に伝えたかったところであり、ぜひ注目していただきたい場面でもあります。

――今後の展望や目標をお教えください。

この作品は2021年に発売したデビュー作のお話なので、今振り返るとかなり前の出来事になります。それでも改めて読み返してみると、自分にとって本当に貴重な経験だったと感じます。

精神科病棟での思い出や当時の闘病生活については、まだ描ききれてないこともあります。機会があれば、またどこかで描いていけたらと思っています。

――読者へメッセージをお願いします。

デビュー作であるこの作品を、今もこうして多くの方に読んでいただけてることをとても嬉しく思います!読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます。これからも自分の経験をもとに、誰かの心に残るような作品を描いていきたいと思っていますので、見守っていただけたら嬉しいです!

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