暑い日に飲みたくなるアイスコーヒー。自宅で手軽に作れる一方で、「味が薄い」「香りが物足りない」と感じたことはありませんか。
もしかすると原因は、コーヒー豆や淹れ方だけではなく、氷を入れるタイミングにあるかもしれません。
本記事では、ドリップ前から氷を入れたコーヒーと、ドリップしてから氷を加えたコーヒーを用意し、味や香り、飲みやすさに違いが出るのか実際に検証してみました。
【検証】アイスコーヒーに氷を入れるベストタイミングは!?
アイスコーヒーをよりおいしく味わうには、氷を入れるタイミングが重要です。
どちらのコーヒーがおいしく仕上がったか、順番に見ていきましょう。
ステップ1:氷入りのグラスと空のグラスを用意する
撮影:grapeフード編集部
まずは、同じサイズのグラスを2つ用意します。片方には氷をたっぷり入れ、もう片方は何も入れず空の状態にしておきましょう。
味の違いが氷を入れるタイミングだけによるものか比べるため、以下の条件を揃えました。
【検証の条件】
・同じサイズのグラスを2つ用意する。
・使用するドリップコーヒーとお湯の量は同じにする。
・片方は氷入り、もう片方は空の状態にする。
ステップ2:同じ量のお湯を入れてドリップする
撮影:grapeフード編集部
それぞれのグラスにドリップバッグをセットし、同じ量のお湯をゆっくり注いでいきます。お湯は2〜3回に分けて注ぐと、雑味が出にくくなりますよ。
ステップ3:約3分待って抽出する
ドリップバッグにお湯を注ぎ終えたら、そのまま約3分待ってしっかり抽出します。
短すぎると味が薄くなり、長すぎると渋みや雑味が出やすくなるため、3分前後がバランスのよい目安です。
撮影:grapeフード編集部
抽出後、空だったグラスに氷を加えてアイスコーヒーにします。
見た目はどちらもほとんど同じですが、飲み比べてみると意外な違いが感じられました。
【結果】氷を『後から』入れたほうがまろやかなコーヒーに!
実際に飲み比べてみると、氷を後から入れたコーヒーのほうが、香りやコクをしっかりと感じられました。
同じドリップバッグと同じ量のお湯でいれたにもかかわらず、これほど差が出るとは驚きです。
撮影:grapeフード編集部
先に氷を入れてドリップしたものは、抽出中に溶けた氷の水分が加わるためか、スッキリ感はあるもののやや薄くあっさりとした印象です。
一方で、抽出後に氷を加えたコーヒーは、飲んだ瞬間に苦みや深みがほどよく広がり、まろやかな味わいを楽しめました。
【飲み比べの結果】
・後入れ:香りとコクが強く、まろやかな味わい
・先入れ:スッキリ感はあるが、やや薄めの印象
ドリップ中に氷が溶けて薄まるのを抑えられるぶん、コーヒー本来の濃さが保たれるためだと考えられます。
アイスコーヒーをしっかり濃いめに味わいたい人は、氷を後入れするのがおすすめです。
次にアイスコーヒーをいれる時は、ぜひ氷を入れるタイミングを意識してみてください。
[文・構成/grapeフード編集部]

