「睾丸が少し痛み」を”放置した場合のリスク”があるかご存じですか?医師が解説!

「睾丸が少し痛み」を”放置した場合のリスク”があるかご存じですか?医師が解説!

睾丸の痛みを放置するとどのようなリスクがあるのでしょうか。メディカルドック監修医が睾丸の痛みを放置した場合のリスクについて解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「睾丸が少し痛む」症状で考えられる病気は?放置した場合のリスクも解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

村上 知彦

監修医師:
村上 知彦(薬院ひ尿器科医院)

長崎大学医学部医学科 卒業 / 九州大学 泌尿器科 臨床助教を経て現在は医療法人 薬院ひ尿器科医院 勤務 / 専門は泌尿器科

睾丸の痛みを放置した場合のリスク

引け腰で股間を押さえる男
睾丸の痛みを放置してしまうと、いくつかの深刻なリスクを伴う可能性があります。例えば、睾丸捻転は睾丸がねじれて血流が遮断されると睾丸が壊死するため、処置が遅れると睾丸の摘出が余儀なくされることがあります。
またクラミジアや淋菌などの感染症が進行すると、睾丸や睾丸上体の痛みが悪化するだけでなく、膿が溜まって不妊症を引き起こす危険性があるため注意が必要です。
さらに睾丸腫瘍を発症していた場合には、早期発見と早期治療を受けられないと、がんが身体全体に転移して治療が困難になるといったリスクを伴います。
睾丸の痛みだけでなく、腫れ・しこり・発熱などの症状を自覚した場合には、速やかに医療機関を受診することが大変重要です。急激に症状が現れることもあるため、定期的な検診を受けるよう留意しましょう。

まとめ

人差し指を立てるお医者さん
今回は、睾丸に痛みが生じる病気・何科を受診すべきか・検査内容・放置した場合のリスクについて解説しました。
睾丸に少しでも痛みを感じた場合は、何らかの病気が隠れている可能性が大いにあります。我慢したり痛みを放置したりせず、自覚症状が現れたら速やかに医療機関を受診しましょう。
早期発見と早期治療につなげるために、通いやすい泌尿器科や腫瘍内科をあらかじめみつけておくことも大切です。定期的な検診や、すぐに医療機関を受診できる環境を整えておきましょう。

参考文献

陰嚢内が痛い|一般社団法人 日本泌尿器科学会

精巣がんの原因・症状について|国立研究開発法人 国立がん研究センター

性感染症|厚生労働省

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。