「顔の赤みがなかなか引かず気になる……」という人も多いのではないでしょうか。赤ら顔の原因は1つではなく、様々な要因があるのだそうです。今回は「上石神井手の外科・形成外科」の青木伸峰先生に、赤ら顔の治療法について解説していただきました。

監修医師:
青木 伸峰(上石神井手の外科・形成外科)
防衛医科大学校医学部卒業。その後、防衛医科大学校病院、日本医科大学付属病院、米国Brigham and Women's Hospital、はなふさ皮膚科などで経験を積む。2024年、東京都練馬区に「上石神井手の外科・形成外科」を開院。医学博士。日本手外科学会専門医、日本形成外科学会専門医。日本整形外科学会会員。
編集部
日常生活で赤ら顔を悪化させる要因はありますか?
青木先生
辛い食べ物やコーヒーなどの熱い飲み物・アルコールの摂取、急激な温度変化、強い紫外線、精神的ストレスなどは、赤みを強くする要因になると言われています。血管が拡張しやすい人や皮膚が敏感な人は、日常のちょっとした刺激にも注意が必要です。
編集部
赤ら顔の改善のために、生活の中でできることはありますか?
青木先生
紫外線対策や保湿を中心としたスキンケア、ストレスのコントロール、バランスのとれた食生活などが基本となります。ほかにも、メイク用品やヘアスタイリング剤などによる肌への刺激を最小限に抑えることも重要です。ただし、症状によっては自己判断での対処が難しいこともあるため、早めに医師に相談することをおすすめします。
編集部
医療機関ではどのような治療が受けられるのでしょうか?
青木先生
例えば当院では、改善が見込める赤みの症状に対してIPL(Intense Pulsed Light)という光治療機器を用いています。IPLは拡張した毛細血管を徐々に消退させていく治療で、回数を重ねることで徐々に赤みが改善していきます。また、酒さや脂漏性皮膚炎などの場合は、抗菌薬やイソトレチノインの内服を併用して治療をおこなうこともあります。
編集部
IPLについて、詳しく教えてください。
青木先生
IPLは、広範囲の波長をもつ光を照射し、皮膚の浅い部分にある毛細血管の拡張を穏やかに改善する治療です。1回で劇的な効果を得るのは難しいですが、複数回繰り返すことで確実に改善が期待できます。ダウンタイムも少なく、比較的受けやすい治療法です。
※この記事はメディカルドックにて<「顔の赤み」が出る原因はご存じですか? 「赤ら顔」の対策や治療法も医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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