玉森裕太“正樹”が目覚めると誰も彼を覚えていない展開に視聴者釘付け 考察も止まらずトレンド1位に<マイ・フィクション>

玉森裕太“正樹”が目覚めると誰も彼を覚えていない展開に視聴者釘付け 考察も止まらずトレンド1位に<マイ・フィクション>

正樹(玉森裕太)が事故から目覚めると、妻の真弓(宮澤エマ)は彼を覚えていなかった…
正樹(玉森裕太)が事故から目覚めると、妻の真弓(宮澤エマ)は彼を覚えていなかった… / (C)ABCテレビ

玉森裕太主演のドラマ「マイ・フィクション」(毎週日曜夜10:15-11:09、テレビ朝日系)の第1話が7月5日に放送され、初回から謎だらけの展開に視聴者は釘付け、開始15分で「#マイフィクション」がXのトレンド3位になった後も考察が止まらず、トレンド1位を獲得した。

■ “記憶”に隠された真実をめぐる、予測不能なサスペンス・ラブストーリー

本作は、平凡に暮らしていた男の“記憶”に隠された真実をめぐる、予測不能なオリジナルサスペンス・ラブストーリー。主人公・伊川正樹(玉森)は、事故に遭い目覚めると、世界が一変。他人が“伊川正樹”として妻と暮しており、妻も同僚も町の人々も正樹のことを覚えていなかった…。人々の記憶からなぜ自分は消えてしまったのか、自分自身の存在や周りとの関係性を、どうすれば証明できるのか。愛は“失われた記憶”を超えることができるのか…。おかしいのは、自分か周りかこの町か。正樹は不可解な状況に追い込まれながらも、真実を追い求めていく。

■「忘れることって、悪いことばかりじゃない」

事件件数ゼロ・連続1100日で記録更新中の平和すぎる町“森沼ネクスタウン”で暮らす伊川正樹は、33歳の介護士。近所の住民とも良好な関係を築き、勤務先の老人ホーム“はるなぎ園”でも老人たちや同僚から頼りにされ、毎日楽しく働いている。

先日、結婚5周年を迎えた最愛の妻・真弓(宮澤エマ)とは、新婚当時のようにラブラブ。真弓は子供を望んでいるようだが、その話題は禁句のようだ。彼女が子供のことを持ち出すと、正樹は間髪入れずに遮り、「今のままで充分幸せ」と言ってそれ以上話させない。なぜなのだろうか。

ある日の夕食時、ホームでの認知症の老人の話題になった。忘れてしまうのはつらい、と言った真弓に、正樹は「でも、忘れることって悪いことばかりじゃないな、って思うようになった。つらいことも忘れられるから」と告げた。

忘れたいほどつらい記憶があるのかと真弓に尋ねられた正樹は、自身の記憶をたぐるような素振りを見せたが、すぐに「無い!」と答え、2人で笑った。そんな会話をしながら仲睦まじく過ごす2人を、家の外から見つめている男が居た。その男は、先日、殺人罪での7年の刑期を終えて出所した津村大輔(野村周平)だった。


■津村を見た途端、激しい頭痛に襲われる正樹

翌朝、真弓の悲鳴で目覚めた正樹がリビングへ向かうと、飼っていた文鳥のピョートルが死んでいた。開いていた窓から侵入した猫に襲われたようだ。昨夜窓を開けっぱなしにした自分のせいだ、と泣きじゃくる真弓をなだめ、正樹はピョートルを庭に埋めた。その時突然、キーンと耳鳴りがして、彼は顔をゆがめた。音が治まりふと顔を上げると、近所の人々が無表情に直立不動で彼を見ていた…。

異様さに戸惑いながらも、正樹が「おはようございます」とあいさつすると、住民の1人が直立のまま「おはようございまーす」と言い、それをきっかけに人々が動き始めた。その光景はまるで台本があるような違和感で、視聴者も「監視されてる?」「町ごとキモい」「あやしい町すぎる」「不穏…」とザワザワ。番組開始約15分でXのトレンド3位になった。

その日の夕方。勤務を終えてホームから出てきた正樹を、津村が待ちぶせしていた。津村を見た途端、激しい頭痛に襲われて倒れ込んだ正樹の脳裏に、血だらけの男、振り返る津村、津村に胸ぐらを掴まれる自分の姿がフラッシュバックする。だが、正樹は津村を知らない。

怒りのこもった目つきで自分に向かって来る津村に恐怖を覚え、思わず逃げ出す正樹。だが、山道で再び頭痛に襲われてバランスを崩し、安全柵を越えて斜面を転がり落ちてしまうのだった。
殺人犯・津村(野村周平)と正樹の関係は?
殺人犯・津村(野村周平)と正樹の関係は? / (C)ABCテレビ


■真弓が浮気…?

正樹が気付くと、病院のベッドの上。医師によれば、河川敷で身分証も携帯も無い状態で発見された、とのことだった。とりあえず真弓に連絡をしようと、病院の公衆電話に向かう途中、受付の日めくりカレンダーに目をやると、日付は「6月28日」。山道で落下してから1週間が過ぎていた…。

真弓と連絡が取れず、正樹は自宅へ。彼女は不在だった。リビングの鳥かごには文鳥が。ピョートルの死から1週間で、もう新たな文鳥を飼ったのか…?

正樹はシャワーを浴び、脱衣場に置かれた替えの下着を手にとると、サイズがやたらデカい。他の下着も大きなサイズで、クローゼットの洋服も“5L”の物ばかりだった。

何がどうなっているのかさっぱりわからないまま、正樹がリビングへ戻ってくると、真弓が帰宅。だが、彼女の隣には正樹の同僚の多田義孝(ジャンボたかお)が。2人で映画を見てきたようだ。談笑しながら家に入ってくる2人を見て、正樹は慌ててクローゼットに隠れた。

ドアの隙間から見る2人はラブラブ…。いつからそんな関係だったのか?信じられない光景を目にした正樹は怒りと動揺で思考が追いつかない。彼らの隙を狙って家を出て、帰るに帰れず外で夜を明かし、翌朝、ホームへ出勤した。
正樹の同僚・多田(ジャンボたかお/左)は、正樹の妻・真弓の不倫相手なのか?
正樹の同僚・多田(ジャンボたかお/左)は、正樹の妻・真弓の不倫相手なのか? / (C)ABCテレビ


■「伊川正樹」を名乗る多田

身分証を無くし受付で止められた正樹は、同僚の理恵(結城萌)に声をかけると、「面会の方ですか?」と言われてしまう。警備員に「スタッフだ」と言っても信用されず、理恵に助けを求めたが、彼女は怪訝そうに「どちら様ですか?」と尋ねたのだった。

「何の冗談ですか?伊川です」と正樹が告げると、彼女は「あ、伊川さん」と言った。ホッとする正樹。だが、彼女の視線は正樹を通り越しており、振り返ると多田が立っていた。「伊川正樹」と書かれた顔写真入りの身分証を首からかけた多田は、「伊川は私ですけど、あなたは?」と不審な表情で尋ねた。

真弓との関係を問いただそうとした正樹だったが、警察を呼ばれそうになり、逃走。そのまま病院へ行き、転落時に診察した医師に、誰も自分を覚えていないこと、別人が自分のフリをしていることを訴え、自分の頭がおかしくなったのかと相談。だが、医師は脳には異常は見られなかった、と告げた。
勤務先の老人ホームでも、誰も正樹(玉森裕太)を覚えていなかった…
勤務先の老人ホームでも、誰も正樹(玉森裕太)を覚えていなかった… / (C)ABCテレビ


■二宮由梨との出会い

正樹が八方ふさがりになり絶望して病院のロビーに座っていると、通りがかった女性(森川葵)が彼を見て固まった。しばらく正樹を凝視していた彼女は、我に返ったように「すみません…」と謝り去っていった。すると、そこへ津村が。またしても自分に向かってくる津村を見て、正樹は病院を飛び出した。

危うく車にひかれそうになる正樹。運転席から「大丈夫ですか?」と出てきたのは、先ほどの女性だった。女性は助けを求める正樹を乗せ、病院から離れた。正樹を取り逃がした津村は、「伊川を見つけました」と電話を。その相手は、刑事の香坂睦美(国仲涼子)だった。警察と津村は、なぜ正樹を追っているのか。そして、元・殺人犯の津村はなぜ警察と組んでいるのだろうか…。何にせよ、正樹を「伊川正樹」と認識しているのは、現状、彼らだけだ。

正樹を車に乗せた女性・二宮由梨に何かあったのかと聞かれた正樹は、「自分でも、よくわかんなくて…」と、これまでのことを語った。正樹が妻にはまだ会っていないと聞いた由梨は、「きっと奥さんなら大丈夫ですよ。大事な人、忘れるわけないですから」と、自分にも言い聞かせるように告げるのだった。

正樹を自宅まで送った彼女は、別れ際に「何かあったら、連絡ください」と携帯番号を書いた名刺を渡した。彼女は2年前に夫・祐介を事故で亡くしたシングルマザーだった。家に飾られた遺影の祐介は、正樹に瓜二つ…。彼女が正樹を病院で見てフリーズしたのはそのせいだった。祐介と正樹は“他人の空似”なのだろうか。それにしては似すぎている…。

一方、正樹は、勇気を出して自宅のインターホンを押した。玄関のドアを開けた真弓は正樹を見つめ、「どちら様ですか?」と言った…。

ドラマのオープニングで「Transferring」(転送中)の画面が出て、「これでいい」とのモノローグの後100%になったこと、正樹と真弓の2ショット写真でピースしている正樹の指が異様に長かったこと、近所の夫婦の会話中に「ウソのこと覚えててどうするんだよ!」や、ストーリー中、やたらと「忘れる」というセリフが出てくること、毎月、町の住民全員に無料の健康診断が提供されていること、いたる所に怪しい伏線がちりばめられている様子。帰宅時に正樹が鼻歌で替え歌をしている「白雪姫」の「ハイホー」の歌にも何かありそうだ…。

視聴者も「全部が怪しく思えてくる」「町じゅうが何かの実験?」「毎月、健診で皆の記憶が操作されてる?」と、展開に釘付け。考察も止まらず、トレンド1位を獲得した。

◆文=鳥居美保
正樹と瓜二つの祐介の妻・由梨(森川葵)。今後、正樹とどうかかわっていくのだろうか
正樹と瓜二つの祐介の妻・由梨(森川葵)。今後、正樹とどうかかわっていくのだろうか / (C)ABCテレビ


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