30代後半の、そろそろ将来を見据えたお付き合いをしたいと思っていたころ。私が出会ったのは、10歳年上の会社役員の男性でした。落ち着いた物腰と知的な雰囲気、社会的地位のある肩書きもあって、「この人なら信頼できそう」と思っていたのですが、何気ない会話の中で衝撃のことを言われて……。
大人の恋愛。彼に信頼を抱いていた
彼とは、まさに“大人の恋愛”という雰囲気でした。食事もエスコートもスマートで、仕事の話をする彼は自信に満ちていました。その堂々とした姿勢に惹かれていったのを覚えています。
ところが、何気ない会話の中で「私、B型なんだよね」と言った瞬間、彼の空気が一変。
「俺、ホントにB型が苦手なんだよ」と苦笑して言われ、一瞬場が凍った感じがしました。
血液型で私を否定する彼
それ以降、私が意見を言ったり感情を表すたびに、「それだからB型はダメ」「やっぱり空気読めないな」と、性格や行動を血液型ひとつで片付ける発言が増えていきました。
私は次第に、「何を言ってもB型のわがままと受け取られてしまう」と感じるようになり、自分の言動すべてにブレーキをかけるように……。
もちろん、彼は大人でやさしい人で、「素敵だな」と思う場面も多くありました。けれど、私の意思や気持ちは、すべて彼の中で「B型だから、理屈が通じない」というふうに片付けられてしまっていたのです。

