子どもがまだ1歳のころ、電車内で泣き止まないわが子を必死にあやしていたときのことです。
焦りと申し訳なさでいっぱいになっていると、目の前の年配女性から突然「非常識ね」と厳しい言葉を突きつけられてしまいました。
ショックで頭が真っ白になった次の瞬間、隣に座っていた女性がとったのは、私にとって思いがけないまさかの行動だったのです……。
電車で怒られる私に別の女性が…!?
子どもが1歳くらいのころ、電車の中でぐずってしまったことがありました。周りの視線が気になり、抱っこしてあやしても、なかなか泣き止んでくれません。焦りと申し訳なさで、頭の中がいっぱいになっていました。
そのとき、目の前に座っていた年配の女性から「こんな時間に連れ歩くなんて非常識ね」と言われてしまったのです。頭が真っ白になり、何も言い返すことができませんでした。
さらに「親の都合で子どもがかわいそう」と続けられ、涙が出そうになりました。
そのとき、その女性の隣に座っていた女性がはっきりとこう言ってくれました。
「失礼ですが、誰だって大変な時はありますし、事情もあるんじゃないですか?」「お母さん、ちゃんと頑張ってるじゃないですか」
その一言で、車内の空気が変わったのを感じました。周りの視線も、それまでよりやさしくなった気がします。先ほどの女性はそれ以上何も言わず、次の駅で降りてしまいました。私は救われた気持ちになり、思わずその方にお礼を伝えました。
この出来事をきっかけに、育児中は周囲の理解ややさしさにどれだけ救われるかを実感しました。同時に、自分自身も知らないうちに、誰かを追い詰めるような言葉を口にしてしまうかもしれないという怖さも感じたのです。
今では、困っている親子を見かけたとき、できるだけやさしい視線を向けたり、さりげなく声をかけたりするようにしています。あのとき助けてくれた方のように、誰かの心を少しでも軽くできる存在でありたいと思うようになりました。
著者:佐藤美咲/30代女性/3歳の男の子を育てる母。会社員として働きながら子育てに奮闘中。休日は家族で公園に行くのが楽しみです。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています

