知っていても、自分はやらない?
子どもの頃、友達同士の遊びの中で経験した人が多いであろう「しっぺ」。しかし、令和を生きる現役高校生たちには、この「しっぺ」があまり知られていないということがこのたび明らかになりました。
10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」が2026年3~4月、全国の高校生男女を対象にウェブ上でアンケート調査を実施。300人から有効回答を得ました。
「あなたは『しっぺ』の意味が分かりますか?」という問いに対し、「分かる」は60.3%、「分からない」は39.7%で、ほぼ4割の生徒がしっぺを知らないという事実が判明したものです。
意味が分からないと回答した高校生の理由を見ていくと、日常会話で全く登場しないために言葉自体を「初めて聞いた」という意見も多く、中には「強力なしっぷのこと?」と勘違いしたり、「東北のおばあちゃんが言ってた気がする」「どこかの方言だと思うので分からない」と思い込んだりしているケースもありました。
一方で、しっぺの意味が分かると答えた残りの約6割は、小学校時代のジャンケンで負けたらしっぺをし合った経験や、昭和から受け継がれる「しっぺ・デコピン・ババチョップ」といった遊びを通じて認知したなどと回答。さらに「お父さんに教えてもらった」というように、家族間のスキンシップとして覚えたという声もあり、家庭内でのコミュニケーションによって知識が受け継がれている側面も見られます。
ただ、言葉の意味は知っているものの実際にやったことがないと答えた層からは、「人を傷付けるのは怖いから」あるいは「暴力を振るわないから」といった理由が挙げられているのも特徴的です。
同社は「昨今では罰ゲームというコンテンツを推奨する機会が減っており、しっぺの存在自体が薄れているようだ」ともコメント。時代の変化や価値観の多様化に伴い、かつては子どもたちの遊びの定番だったしっぺは、令和の高校生にとってなじみの薄いものへと移り変わりつつあるようです。
(LASISA編集部)

