
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、漫画家・さかなこうじさんがCOMICポラリスで連載中の『今日、駅で見た可愛い女の子。』だ。
同作は“可愛いもの博識おじさん”の亀山が、駅で一瞬すれ違う高校生・ひかるの持つアイテムを観察するという“観察型コメディ”。さかなこうじさんのX(旧Twitter)に、ひかるの叔母・璃瑠華が登場するエピソードの第78話が投稿されると、1.2万もの「いいね」が寄せられた。そこで作者のさかなこうじさんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■当時、叔母が作成していた“メル画”ってなに?

「元推しの再結成ライブと現推しの周年イベントがかぶったわ」
喫茶店でそう語るのはひかるの叔母・璃瑠華。話を聞いていたひかるは黙ってサンドイッチを食べていた。詳しく話を聞くと、元推しのライブと現推しのイベントは開始時刻が同じで、はしごするのは無謀な距離とのこと。
それでもライブとイベントに行きたい璃瑠華は「分身する方法をAIに聞いているの」と言って、たまたま打ち合わせでその場に居合わせた亀山は心の中で「無茶すぎる」とツッコミを入れる。
そして、話は元推しのバンドの話になり、ひかるが「検索したけど これ?」とある画像を見せると、璃瑠華はその場に倒れ込む。ひかるが見せたのは、当時璃瑠華が作成した“メル画”というもので…。読者からは「懐かしすぎる」「本当にインターネットって怖い(笑)」などの反響が寄せられていた。
■作者・さかなこうじさん「『夢小説』や『なりチャ(なりきりチャット)』を見てきた世代」

――『今日、駅で見た可愛い女の子。』第78話には、ひかるの叔母・璃瑠華が登場していますが、このエピソードを描いたきっかけをお教えください。
テーマが「メル画」だったので、主人公のひかるでは馴染みがないだろうと思い、その世代を生きていた璃瑠華をメインに描きました。今後も定期的に璃瑠華をメインとした話を描きたいと思っています。
――第78話を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
やはりテーマである「メル画」の絵ですね(笑)。璃瑠華の推しのバンドマンなど、架空のキャラクターのメル画を一から作ることになるとは思いませんでした。
――第78話では“メル画”や“妄想小説”、“前略プロフ●ール”など時代を感じるフレーズがありましたが、さかなこうじさんはこういったものたちに思い入れがあったのでしょうか?
メル画はあまり触れてこなかったのですが、「夢小説」や、「なりチャ(なりきりチャット)」を見てきた世代なので、その時代の空気感を思い出しては私自身懐かしさや恥ずかしさを感じながら描いてました。
――読者へメッセージをお願いします。
いつも応援ありがとうございます!メル画の回が収録されているコミックス最新7巻は9月15日に発売予定です!ぜひよろしくお願いいたします。

