
7月7日(火)よりスタートするドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」(毎週火曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:00、テレビ朝日系/TELASAにて配信)の初回当日記者会見が東京・六本木のテレビ朝日にて行われ、今田美桜、磯村勇斗、寛一郎、泉澤祐希というキャスト陣が出席。本作への思いや撮影現場でのエピソード、さらには七夕にちなんだ願い事などを明かした。
■救命救急の現場に関わる“3つの職業”で奮闘する若者たちの成長物語
本作の舞台は、一分一秒を争う救命救急医療の最前線。職業は違えど「誰かを救いたい」という熱い思いを共有し、未熟ながらも自分たちなりの正義を果たそうとする救命医、救急隊員、警察官の若者たち。しかし、彼らの行く手には、汚れなき正義感だけでは乗り越えられない壁や、ビターな現実も待ち受ける。
パワハラや虐待、不法就労外国人といった一筋縄ではいかないリアルな社会問題に加え、理不尽な社会制度や法律、ことなかれ主義の組織。理想と現実の狭間で葛藤しながらも、命のバトンをつなぐために立ち上がり、一歩ずつ成長していく姿が描かれる。
今田は横浜湾岸病院救命救急科の若き救命医(専攻医)・春木遥を、磯村は同じく救命救急科の経験豊富なエース救命医・桐生昴を、寛一郎は横浜みなと消防署の救急隊員(救急救命士)・渋川輝を、泉澤は横浜みなと警察署地域課の警察官・横峯健斗を演じる。
また、本作にはドラマ「ドクターX」(2012〜2024年、テレビ朝日系)と「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年、TBS系)のスタッフが集結。さらに脚本は映画「凶悪」(2013年)や「PJ ~航空救難団~」(2025年、テレビ朝日系)などを手掛けた高橋泉氏が担当し、完全オリジナル脚本で描かれる。
■磯村勇斗が衝撃の人助けエピソードを告白
この日は七夕ということもあり、4人は浴衣姿で登場。いよいよ放送がスタートすることについて、今田は「今日テレビ朝日さんに来たらもうポスターが至る所にあって、『いよいよなんだな』というのを感じさせていただいております」と、この日朝からさまざまな番組に出演しての素直な思いを告白。
今田と磯村は本作で4度目の共演となるが、磯村は「数年ごとにこうやってお会いして一緒にお芝居をして、本当にお互い力強く成長できているんじゃないかなとは思っているので、再会は非常にうれしかったですし、心強かったです」と語る。
そんな磯村だからこそ知る“今田の魅力”を問われると、「(現場でも)本当にこのまんまなんですよ。笑顔のまま。『そりゃあみんな好きになるわ、一緒に仕事したくなるわ』というこのパワーがずっとあって。手術シーンもあるし、スケジュールの面でも大変なときもあったんですけど、一切辛い顔せず、座長としてどしっと立ってたんで、それくらい完璧でした」と絶賛。
一方の今田も「もうずっと楽しく現場にいてくださっているので、(明るい現場の)空気感を作っていただいてました。そんな楽しい雰囲気から緊迫したシーンの撮影もたくさんあるんですが、そこの切り替えが本当にすごくて。こっちも集中力を高めていただいたというか、そういう瞬間もたくさん見させていただきました」と、現場での振る舞いに感謝した。

今回初めて医師役に挑戦した今田は、医師役ならではの苦労もあったようで、「専門用語もそうですし、手術シーンでは(通常の)台本以外に“医療台本”というものがありまして、そのシーンでやることなどが細かく書かれているんです。
セリフを覚えるだけではなくて、所作や手術の流れも覚えなくてはいけなかったので、そういう意味では大変なことも少しあったんですが、今回は特にチームワークが素晴らしくて。皆さん笑顔が絶えない方々だったので、チームワーク抜群で撮影できたからこそのドラマになってるなっていうのは感じてます」と、手応えを口にした。
救急救命の現場が舞台となることもあり、人の命を救うことが大きなテーマとなってくる本作。そんな中で磯村は、私生活で人助けをした経験がちょくちょくあるのだそう。「結構人が倒れているところに出くわすことが多くて。前にあったのは、冬場朝早くに仕事に行くため道を歩いたら、男の人が倒れていて。
声をかけても反応なかったので『これはまずいな』と思って、とりあえず持っていたペットボトルの水を顔にかけて『起きろ!』ってやったら目を覚ましたんです。その人はただ単に酔っ払っていて、道路で寝ていただけだったんですが、『(冬場の朝早くなので)寒いから近くまで送ります』って言って、担ぎながら送っていきました」とエピソードを披露し、一同を驚かせた。

■今田美桜が泉澤祐希のふざけっぷりを暴露
ドラマよりも映画への出演が多い寛一郎は、「長期的な集中力の欠落が僕はあるので(笑)、3ヶ月間やりきれるかなというのはあったんですけど、本当毎日現場に行くのが楽しかったです」と、当初ドラマの撮影に不安があったそうだが、共演者たちに支えられていた様子。
今回は救急救命士という役どころだが、「知らないことも本当に多かったですし、患者さんを助けるシーンと搬送するシーンでは、絶対と言っていいほど本物の救急隊の方たちにご指導をいただいて、逐一『こういう場合はどうしたらいいか』というのを聞けていましたが、それを知れば知るほど、本当に大変なお仕事だなと思ってました」と、救急救命士の仕事の厳しさを肌で感じていた。

泉澤は本作への出演が決まった際、付き合いの長い磯村へ真っ先に連絡したことを告白。「やっぱり『一緒にできるね』っていううれしさが溢れてしまいまして」という泉澤に対し、磯村も「約10年ぶりぐらいにまたガッツリ共演できることは僕もすごくうれしかったし、どんな風にお芝居で絡めるのかなというのを楽しみに台本を読んでいました」と明かす。
だが、実際に共演するシーンはあまりなかったようで、「一緒の空間にはいるんだけど、そこまで絡みがなかったのは悲しかったですね」(磯村)と本音を。それでも泉澤は「現場に勇斗くんがいるっていう安心感があって。本当に勇斗くんのことが好きなんだなと思っちゃって(笑)」と、磯村への信頼を語った。
泉澤が演じるのは地域課の警察官。明るい性格のキャラクターを演じることについて、「普段の僕とわりと近いかなと思います。結構真面目に取り組んでいて、いつも物静かな印象を持たれたりするんですけど、わりとふざけますよね? 現場でも」とキャスト陣に問いかける。
すると今田は、「ふざけてました(笑)。カメラが回ってないときや、待機している瞬間もわりとふざけてらっしゃいました」と回答。続けて泉澤は「もちろん違う部分もありますけど、だいたい雰囲気としては取り組みやすかったかなと思います」と役柄の印象を説明した。

■寛一郎、占い師から言われたマヨルカ島への訪問に期待
第1話の放送当日は七夕ということで、4人がそれぞれ短冊にしたためた「この夏、絶対に叶えたいこと」を発表。今田は「花火大会」、磯村は「『返事は大丈夫です』が本当に大丈夫でありますように」、泉澤は「ゴルフで100ギリ!!」、寛一郎は「マヨルカ島に行く」と、四者四様の回答が出そろった。
泉澤は「ゴルフを始めたばっかりで。それこそ磯村くんに誘っていただいてゴルフを始めさせてもらったんですけど、まだ2人では1回も行けてないので。今度ちょっと行きたいなとは思ってるんです」と告白。磯村も「撮影に入るとなかなか行けないんですが、『100のボーダーラインはありますよね』というところは、いろんなところで話しますね」と同調していた。
寛一郎は「5~6年前、占い師の方に『スペインのマヨルカ島に呼ばれているから、行ってみたらいいかもしれない』と言われて。『空港着いたら泣くわよ』くらいに言われていたので、ずっと気にはなってたんです。ことしの夏30歳になるので、節目に行ってみようかなと思って書きました」と説明。
それを聞いた泉澤は「願い事がおしゃれだな」とポツリ。司会の野上慎平アナから「『マヨルカ島に行きたい』と『ゴルフで100ギリ!!』」と改めて告げられると、「あんまり比較しないでください(笑)。そういうのは良くない」と告げ笑いを誘った。
今田は「プライベートで花火大会に行く機会が減ってきたなというのと、浴衣を着るという夏らしいことをしたいなと思って、数年前に浴衣を買ったんですけど、なかなか着れずにいたので『ことしこそ』という思いを込めて。やっぱり(花火大会って自分の中では)昔の方が大きなイベントだったので、なんかやりたいですね」と、願いに込めた思いを明かす。
そして話題は、一同を困惑させた磯村の願いに。磯村は「連絡をやり取りしているとき、単文で『返事は要りません』っていうのあるじゃないですか。それは返さなくていいと思うんですけど、長文で返ってきてて最後に『返事は大丈夫です』と書かれていた場合、これは本当に『返事は大丈夫』なのか? っていう」と、日頃抱いていた思いをこの場を借りて打ち明ける。
すると泉澤は「『この夏、絶対に叶えたいこと』でこれなの?」とツッコみ、今田も「叶えたいっていうか悩み事みたい(笑)」と同調する中、磯村は「全世界がそうであってほしい。この夏、僕はそう強く願いたいと思って書きました」と力説した。

■「明日からまた、改めて頑張ろうと思える希望が詰まっているドラマ」(今田)
最後に、キャスト陣が視聴者に向けたメッセージを。泉澤は「このドラマは“正義”というものが一つのテーマになっているんですが、絶対譲れないぞというものが皆さん一人ひとりの心の中にあると思います。誰に反対されてもそれを曲げない、信念を貫き通せる人物ってすごくカッコいいと思うんです。
そういう人物たちが『クロスロード』にはたくさん出てきます。横峯自身も演じていてとても勇気をもらえるキャラクターだったので、皆さんにもそれが届いてほしいなと思います」と、役柄の見どころを含めコメント。
寛一郎は「僕たち4人含めたキャスト、スタッフ一同、協力していただいている方々含め、全員で一生懸命ドラマを作っています。今日第1話が放送なのですが、毎話毎話今考えるべき社会問題が出てきますし、ぜひ欠かさず見ていただきたいです」とアピールした。
磯村は「『クロスロード』では若者たちの葛藤を描いていて、毎話いろんな事件だったり事故だったり、そういったものにそれぞれが直面し、葛藤していきます。その問題をどう乗り越えていくか、汗だくになってみんなで一緒にチーム一丸となって向き合っていきます。
(毎話のクライマックスが描かれた)その後、朝日が上ってくるシーンが毎回描かれていくんですが、その演出がすごく素敵だなと思っていて。苦しくても必ずきれいな景色がどこかに待っているという思いにさせてくれるドラマなので、楽しんで見ていただけたらなと思います」と明かした。
そして、今田は「現場でも今日4人でトークしたこの雰囲気で撮影が進んでいるんですが、『クロスロード』は救命救急という現場のお話なのでとても緊迫したシーンがかなり多いです。
そんな中でも、この4人の若者の“正義”というものがクロスして、それぞれ葛藤などいろんなものを抱えながら成長していく物語でもあります。毎話毎話テーマがそれぞれ違いますし、医療という分野においても、現代の社会問題などに対して問題提起をしているドラマだと思います。
命の現場を描いていますが、お仕事をしている皆さん、何かに夢中になっている皆さんには、一生懸命になっているみんなの姿が刺さるドラマになっているんじゃないかなと思います。明日からまた、改めて頑張ろうと思える希望が詰まっているドラマなので、ぜひテレビの前でご覧ください」と語り、会見を締めくくった。


