群馬県佐波郡にある玉村八幡宮は、安産・子育てなどのご神徳があることで知られる神社です。妊娠や子育ての節目には神社にお詣りにいき、安産や子どもの健やかな成長を祈願します。
そんな節目のひとつ、七五三の時期には、人気キャラクターの大きな絵馬が登場! また、かわいい授与品がいただけたりと、気になるポイントが多数あります。
この記事では、玉村八幡宮のお詣りポイントや授与品について、詳しく解説します。
玉村八幡宮とは

玉村八幡宮は、源頼朝によって創建された群馬県にある神社です。室町時代の建築様式が残った本殿は、国指定重要文化財に指定されています。
玉村八幡宮のご祭神(祀られている神様)は、武運の神として広く信仰された第十五代応神天皇の誉田別命(ほんだわけのみこと)、応神天皇の母であり、安産・子育てのご利益があると言われる気長足比売命(おきながたらしひめのみこと)、比咩命(ひめのかみ)です。
また、玉村八幡宮は「戌亥八幡」とも呼ばれ、昔から戌年と亥年生まれの人々の守り神として称えられてきました。「戌亥八幡」と讃えられ、妊娠5カ月目の最初の戌の日に安産祈願をする風習から、安産祈願のお詣りをする人が絶えません。
玉村八幡宮でご祈祷
妊娠や出産、子育てにはさまざまな節目があり、その節目におこなわれる儀礼の際には、神様に感謝を込めて奉告をします。
⚫︎安産祈願:妊娠5カ月目に入った最初の戌の日に、子宝を授かったことを神様に感謝し、妊娠中に事故や災いにあうことなく無事に出産できるように祈願します。玉村八幡宮では、腹帯を持参すれば御神前にてお祓いしてもらえます。
⚫︎初宮詣:赤ちゃんが生まれて初めて神社に参拝し、無事に出産したことを奉告、健全な成長を祈ります。玉村八幡宮では、御神札・御守・撤下品のほか、交通安全の願いを込めた「たまたん(群馬県佐波郡玉村町のご当地キャラクター)プレート」を授与されます。また、赤ちゃんの御祝着の貸し出しもしています。

⚫︎七五三詣:髪置(3歳の子ども)、袴着(5歳の男児)、帯解(7歳の女児)と言われる七五三詣は、健やかな成長と健康を神様に感謝し、お祓いを受ける儀式です。

七五三の時期には、境内にハローキティ大絵馬と機関車トーマス大絵馬が設置されます。子どもたちに大人気で、家族で記念撮影をする方も多いのだとか!

