香川県善通寺市にある金倉寺(こんぞうじ)は、弘法大師(空海)が開いた霊場や修行した足跡をたどるお遍路の四国霊場第76番札所です。そんな金倉寺は子授・安産のご利益があることでも有名で、女性や夫婦での参拝者も多いそうです。
今回は、金倉寺がなぜ安産のご利益があると有名なのか、どんな見どころがあるのかを紹介します。
金倉寺とは
金倉寺は、香川県善通寺市にある天台寺門宗の寺院です。正式名称は鶏足山 宝幢院 金倉寺(けいそくざん ほうどういん こんぞうじ)。創建された774年当時は「道善寺」と称していましたが、928年に醍醐天皇の勅命を受け、地名にちなみ「金倉寺」へと改名しました。
金倉寺は空海の甥・円珍(智証大師)の誕生の地です。金倉寺の本尊薬師如来は、円珍が作ったと伝わる秘仏となっています(正月三が日のみ御開帳)。

金倉寺には金堂(本堂)のほか、祖師堂(大師堂)、訶利帝堂、観音堂があります。
本堂の横にある訶利帝堂は、子授けや安産、子どもや女性の守り神として信仰されている訶利帝母(かりていも)を祀った御堂です。

訶利帝母は、地元の人から「おかるてんさん」の愛称で親しまれています。子授けや安産、子どもや女性の守り神として古くから信仰されてきました。
金倉寺で手に入るアイテムは
「おかるてんさん」こと訶利帝母は、子宝に恵まれる縁起物とされる果物のザクロを持っています。また、ザクロは実の中に多くの種を持つことから、子孫繁栄の象徴と言われています。
このことから、金倉寺にはザクロをモチーフにしたお守りなどの授与品が多数。一部を紹介しましょう。
⚫︎柘榴香(塗香)

金倉寺では、祈願をしてもらう前に、訶利帝母の象徴でもあるザクロの香りを練り込んだ塗香を、額とあごの先、胸元につけ、心身を清める風習があります。自宅でも愛用したいという参拝者の要望を受け、「柘榴香」が販売されています。
⚫︎柘榴香

ザクロをイメージしたみずみずしく甘酸っぱい香りがするお香は、フランスのサロンMIYAと共同で開発されました。天然香木の白檀と柑橘系の天然香料で作られているので、子どもや妊娠中の女性でも安心して使用できるそうです。
⚫︎せまもりロンパース

着物を着ていた時代には、霊魂は背中に宿っていて、着物の背の縫い目によって身を守っていると信じられていました。しかし、子どもの着物には縫い目がなかったため、母親が魔除けとして背に縫い目をつける「背守り(せまもり)」をはじめたそうです。

そんな「背守り」という風習を、現代の生活にも簡単に取り入れられるようにと考えて生まれたのが<せまもり>シリーズです。ロンパースには、訶利帝母の象徴であるザクロの刺繍が施されています。
⚫︎安産御守

健康な赤ちゃんを無事に出産できるように、訶利帝母の守護を願って戌の日に祈願された桐箱入りの安産御守です。箱・お守りともにザクロが描かれた、かわいいデザインになっています。
これらのアイテムは、オンラインでも購入できます。

