
ホラー漫画家・伊藤潤二の名作を実写化したドラマ24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」(毎週金曜深夜0:12-0:52、テレ東系/Leminoほかにて配信)の第1話が7月3日(金)に放送。町を包む異常な熱狂の謎に挑む高校生・龍介(細田佳央太)を待ち受ける、あまりにも残酷で美しい結末に「原作そのまんますぎて」「思った以上に怖かった」と反響を呼んでいる。
■ホラー漫画界の鬼才・伊藤潤二の作品を実写ドラマ化
同ドラマは、海外30カ国以上で出版され、漫画界のアカデミー賞と称されるアメリカのアイズナー賞で、日本人最多となる4度の受賞と殿堂入りを果たすなど“世界のホラーマスター”として確固たるブランドを築き上げた世界的人気を誇るホラー漫画家・伊藤潤二の作品が原作。伊藤の多数ある作品から厳選してオムニバス形式で映像化する。
各話は独立した物語ながら、“日常が突如として不条理な恐怖に塗り替えられる”という共通のテーマでつながり、予測不能な展開と逃げ場のない恐怖、そして、美しさと狂気が同居する伊藤の作品ならではの世界観を演出する。
■「辻占(つじうら)」という奇妙な風習
白く重苦しい霧に包まれた町へと、数年ぶりに戻ってきた高校生の深田龍介。一見、どこにでもある地方都市に見えるこの町には、古くから霧の深い日に四つ辻に立ち、最初に出会った通行人に恋の行方を尋ねる「辻占(つじうら)」という奇妙な風習が根付いていた。
ある日、一人の女生徒が恋に悩み、四つ辻で辻占を行う。しかし、霧の向こうから現れた黒衣の美少年から吐き捨てられたのは、心を無惨に切り裂くような冷酷な言葉だった。その日を境に、町では女生徒が信じられない形で不可解な死を遂げる凄惨な事件が発生。それと呼応するように、辻占の現場に現れるという“四つ辻の美少年”の不気味な噂が、瞬く間に狂気となって町全体へと広がり始める。
幼少期、この霧の町である「決定的な過ち」を犯し、今もその忌まわしい記憶のトラウマに縛られている龍介。「恋」に囚われたある女性に対し「恋は実らないよばーか」と放った翌日、その女性は無惨な死を遂げていたのだ。美少年の言葉に魅了され、自らを破壊していく幼馴染やクラスメイトたちの変貌を目の当たりにする中、彼は自分が呼び寄せてしまったかもしれない恐怖の因果、そして町に潜む悍ましい怪異の核心へと容赦なく巻き込まれていくこととなる。
■「その恋は絶対に実らない」霧の町で始まる血塗られた辻占の惨劇に直面
占いの言葉を盲信し、血を流してでも恋を成就させようとする住人たち。町全体が1つの巨大な「狂気の巣窟」と化していく中、美少年の正体を追う龍介の前には、過去の因縁が次々と形を変えて襲いかかる。美少年の放つ言葉は、単なる予言なのか、それとも人々の心の奥底にある闇を増幅させる呪いなのか。
誰かを激しく愛する想いが、別の誰かを地獄へと引きずり下ろす。かつて自分が置き去りにしてしまった「あの日の約束」を果たすため、そしてこれ以上の犠牲を止めるため、龍介は自らも濃霧が立ち込める四つ辻へと身を投じる決意を固める。
■死者・すずが遺した戦慄の道標
決死の覚悟で濃霧が立ち込める四つ辻に足を踏み入れた龍介。そこで彼が目撃したのは、この町が隠し続けてきた地獄の光景だった。かつて辻占の言葉に絶望し、恋が実らぬまま自ら命を絶った女生徒たちが、当時の生々しい傷跡と血に染まった姿のまま、怨霊となって闇の向こうから次々と姿を現したのだ。
さらに最悪の事態が龍介を襲う。彼を心配して後を追ってきた幼馴染のみどり(莉子)もまた、この呪われた四つ辻の迷宮へと迷い込んでしまっていたのだ。時を同じくして、霧の奥からゆっくりと現れる、すべての元凶たる“四つ辻の美少年”。みどりに絶望の魔の手が伸びようとするその瞬間、死を遂げた女生徒の一人であるすず(松宮倫)が、まるで龍介を導くかのように、血を流しながらみどりの居場所を示唆する。
美少年の正体も、この怪異の目的も何一つ分からぬまま、圧倒的な緊迫感の中で第1話は幕を閉じた。日常が音を立てて崩壊していくカメレオン的な恐怖と、息を呑む演出で描かれた怪異のインパクトは、視聴者の心に強烈なトラウマを植え付ける最高のスタートとなった。
SNSでは「ホラー好きにはたまらない」「面白いな」「原作そのまんますぎて」「思った以上に怖かった」「火力高めだった」「満足度たかたか」「美少年はイメージ通りだった!」などの声が寄せられている。


