娘が祖母からプレゼントされた大切な宝物を、毎日のように身につけていたときのこと。
ママ友親子が家に遊びに来て帰った後、そのお気に入りのヘアアクセサリーだけが忽然と姿を消してしまいました。
数週間後、ママ友の娘さんが似たものをつけていたため、私は悩んだ末にママ友へ声をかけることに……。
「どこで買ったの?」ママ友に尋ねた結果
ある日、近所のママ友とその娘さんが家に遊びに来ました。そして、2人が帰った後になって、祖母からもらったヘアアクセサリーだけが見当たらないことに気づいたのです。
最初は、家の中のどこかに置き忘れたのだろうと思い、家族全員で家中を探しました。しかし、何日経っても見つかりません。娘もかなり落ち込んだ様子で、私自身も気持ちが晴れないまま日々が過ぎていきました。
数週間後、地域のイベントに参加したときのことです。娘が、ふと「あれ、私のに似てる」とつぶやきました。見ると、以前遊びに来ていたママ友の娘さんが、なくなったものとそっくりなヘアアクセサリーをつけていたのです。その時は、もしかしたら娘さんが盗んでしまったのではないかと、少し動揺してしまいました。
そして悩んだ末、思い切ってママ友に「娘ちゃんのヘアアクセサリー、どこで買ったの?」と聞いてみることに。
しかし、「どこだったかなぁ」とその場ではあいまいな返事が返ってくるだけでした。
ところが数日後、そのママ友から連絡がありました。話を聞くと、娘さんがうちで遊んだ際、無意識のうちにヘアアクセサリーをポケットに入れてしまって持って帰ってしまったようだと言います。本人にもそのときの記憶はほとんどなかったようですが、ママ友が「これどこで買ったっけ?」と娘さんに尋ねたところ、娘さんは少し考えてから、「そうだ! これ○○ちゃんの!」と思い出したそうです。
そこで初めて、ママ友はうちの娘の物だとわかったとのことでした。うちに遊びに来た日に間違って持って帰ったものの、家に帰ってからも特に気にしないまま、いつの間にか自分の物に紛れ込んでいたのだろうとのことでした。
ママ友親子は、わざわざ自宅まで謝罪に来てくれました。ヘアアクセサリーも無事に戻ってきて、娘は大喜び。私もほっとしました。
正直なところ、なくなったとわかった時は、誰かが持って行ったのではないかと、心のどこかで疑ってしまったのも事実です。ですが、子どもは悪意からではなく、ただ間違って持ち帰ってしまうということも起こり得るのだと、この出来事を通して知りました。
それ以来、友だちが家に遊びに来るときは、娘の大切な物を事前に片付けておくようにしています。娘にも、大切な物はきちんとしまっておこうねと伝えました。
また、娘自身が同じことをしてしまわないように、お友だちの家から帰ってきたときは、持ち物を一緒に確認するようにしています。何より、無事に手元に戻ってきて、娘も私もほっとした出来事でした。
著者:藤原美咲/40代女性/母です。パートで事務の仕事をしながら、休日は家族で公園や買い物に出かけることが多いです。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

