犬が飼い主の服にスリスリしてくる心理

愛犬にスリスリされて喜ばない飼い主はいらっしゃらないのではないでしょうか。愛犬からのスリスリは、愛情表現のひとつだと感じられることでしょう。
飼い主が脱ぎ捨てた服に体や顔をスリスリしている愛犬の姿を見ると、“お洗濯しなければならないんだけど…そのままにしておこう♡”と、服を奪い取れないこともあるかと思います。
犬のスリスリはコミュニケーション手段のひとつですが、犬が飼い主の服にスリスリしてくることには、様々な気持ちが隠されているんです。
1.飼い主に甘やかしてもらいたい
犬が飼い主の服にスリスリしてくるのは、飼い主に甘やかしてもらいたいからです。
飼い主がソファーでくつろいでいるとき、スリスリしてくることがあります。そのまま膝の上に座ったり、隣に寝転がったりすることもあります。
犬もリラックスしており、安心した気持ちであり、大好きな飼い主に甘やかしてもらいたいのです。飼い主への親愛の気持ちを表現しているとも言えるでしょう。
2.飼い主に自分のニオイを付けたい

犬が飼い主の服にスリスリしてくるのは、飼い主に自分のニオイを付けたいからです。
飼い主に対する所有欲や独占欲があり、自分のニオイを濃く付けておきたいのです。「私の飼い主だぞ!」と、強く主張したいのです。
また、洗濯洗剤や柔軟剤の香りを嫌い、自分のニオイを付けることで上書きしたい気持ちもあるでしょう。
3.自分に飼い主のニオイを付けたい
犬が飼い主の服にスリスリしてくるのは、自分に飼い主のニオイを付けたいからです。
犬にとって、飼い主のニオイは安心材料のひとつです。精神安定剤にもなるニオイと言えます。
不安なとき、飼い主にスリスリすることで、自分に飼い主のニオイを付け、安心したいのです。
不安を感じやすい性格であることがあります。飼い主への依存度が高い傾向にあるとも言えるかもしれません。
どんなときにスリスリしてくるのか、その状況を把握してみることで、愛犬の苦手なことや不安を感じやすいことが何であるかを知ることができるきっかけになることがあります。
4.顔や体にある痒みを解消したい

顔や体にある痒みを解消したいとき、犬が飼い主の服にスリスリしてくることがあります。
我が家ではよく「今、ママの服で目ヤニ拭いたでしょう~」なんて言ったりするのですが、アレルギーがあり、目の周りが痒くなりやすいのです。
体のどの部分をスリスリしてくることがあるでしょうか。その部分の皮膚に痒みを感じている可能性があります。
皮膚に赤みや腫れや湿疹などの異常が起きていないか、よく見てみましょう。
5.スリスリすることで気分転換になる
犬が飼い主の服にスリスリしてくるのは、スリスリすることで気分転換になるからです。
ストレスを感じたとき、飼い主にスリスリすることで、気分を変えようとすることがあります。犬にとって、飼い主が最も安心できる存在であるからです。
自分のベッドにスリスリすることもありますが、犬にとって、自分のニオイが染みついたベッドが、そのときの最も安心を得られるものだったのでしょう。
気分転換がしたいとき、脱ぎ捨てられた飼い主の服を口にくわえ、ケージやクレートやベッドに運んで行く犬もいます。安心して休みたいのです。
まとめ

犬が飼い主の服にスリスリしてくる心理を5つ解説しました。
飼い主に甘やかしてもらいたい 飼い主に自分のニオイを付けたい 自分に飼い主のニオイを付けたい 顔や体にある痒みを解消したい スリスリすることで気分転換になる犬が飼い主の服にスリスリしてくることには、「甘え」「独占欲」「安心」「依存心」「痒み」「気分転換」など、様々な背景があります。
執拗にスリスリする場合には、皮膚の状態など、健康チェックをしてみましょう。心の不安定が隠されていることもありますので、注意深く様子を見守りましょう。

