
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。
今回は自身の死産の体験を振り返り、その葛藤や命の輝きをリアルに描いた『わたしが選んだ死産の話』(桜木きぬ/KADOKAWA)の作者・桜木きぬさんに注目し、X(旧Twitter)に投稿された『閃輝暗点(センキアンテン)ご存じですか?』をご紹介しよう。
同作は、桜木さんが仕事中に経験した“閃輝暗点”について描いたエッセイ漫画。以前桜木さんのXにポストされると、約4000の「いいね」が寄せられている。そこで作者の桜木さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■突如、視野中央に光が出現?

桜木さんが仕事していたある日、急に視野中央に光が現れて徐々に形を変えつつ視野いっぱいに広がる“閃輝暗点”が発生する。もともと“閃輝暗点は片頭痛の前兆”と知っていた桜木さんは、とりあえず痛み止めを飲んで暗い部屋でじっとして…。読者からは「経験したことがあったけど、初めて名称を知った」「片頭痛持ちにはタメになる話」などの声が上がっていた。
■こだわったポイントは「ギザギザでビカビカしている閃輝暗点の光の表現」

――『閃輝暗点(センキアンテン)ご存じですか?』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
はじめて経験して、あまりのまぶしさにビックリしたので人に伝えたくなって描きました。私自身が友だちから閃輝暗点の存在を教えてもらっていたので、慌てずに済んだので、まだ知らない方に伝わったらいいなと思いました。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
ギザギザでビカビカしている閃輝暗点の光の表現にこだわりました。大体あんな感じに見えたので、イイ感じに描けた気がします。
――桜木さんはこれまでに『わたしが選んだ死産の話』や『性別に振り回されたわたしの話~1981年生まれのノンバイナリー~』、『夫がバセドウ病にかかったら』などの作品を手がけられていますが、今後の展望や目標をお教えください。
実は1年ほど前に突然ASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けて、とんでもなく衝撃をうけてかなり右往左往しているので、そのことについて描きたいです。
――読者へメッセージをお願いします。
マンガを読んでいただきありがとうございます。今後も小さな生活の中で発見したことを描きとめていきたいと思います。一緒に人生を嚙みしめましょう。

