下の子の育休中、上の子の運動会に参加したときのお話です。コロナ禍だったため、感染症対策として、1人の園児につき2人しか観覧が出来ませんでした。園からは事前に2、3度その旨のお手紙をもらいました。
夫と参加しようと思った私は、生後6カ月の下の子は1人にカウントされるのか保育園に問い合わせたところ、何歳であろうと1人としてカウントされるとのお返事でした。
運動会当日、私は無理言って自分の親に下の子の子守りを頼み運動会へ行きました。すると……
え…ルール違反では…
下の子と同じくらいの月齢の兄弟を連れてきている方がいて、保育園側から「何歳であろうと1人としてカウントされる」と説明されていました。
母親は「そんなの聞いていません、子どもを1人置いて来いって言うんですか。私たち夫婦で息子の運動会を見たいので子守りのために帰るつもりはありません。園に落ち度があるのでそちらで子どもを預かっていてください」と先生に下の子を押し付け、自分たちは初めから終わりまで上の子の運動会を楽しんでいたのです。
先生に怒りをぶつけたり、子どものお世話を押し付けたりするのは良くないなと感じました。
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分からないことは事前に確認することが大切だと思います。自分のためにも、子どものためにも、周りに迷惑をかけないためにも。また、決まりは決まりなので、ほかの家族もしているようにルールを守るべきだったように感じました。
著者:川西花子/20代女性・保育士。2歳、4歳の兄妹を育てるママ。趣味は写真撮影、子どもと恐竜グッズ収集。
イラスト:まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

