「おしん」小林綾子が回顧、悲劇の“いかだ下りシーン”は「むしろ楽しみだった」その意外なワケとは

「おしん」小林綾子が回顧、悲劇の“いかだ下りシーン”は「むしろ楽しみだった」その意外なワケとは

 1983年4月から1984年3月まで放送されたNHK連続テレビ小説「おしん」で、おしんの少女期を演じて一躍時の人となった女優・小林綾子が、歌手でタレントの柏原芳恵がMCを務めるYouTubeチャンネル「J:COMチャンネル・J:テレ」(7月8日付配信)に出演。当時の撮影秘話を明かした。

「おしん」といえば、列島を涙させた名シーンがある。口減らしのために奉公に出される6歳のおしんが、真冬の最上川をいかだで下りながら、「かあちゃ~ん、とうちゃ~ん」と叫ぶ、悲痛な親子の別れを描いた場面だ。しかし、撮影時の小林は悲痛とは無縁の心理状態で本番を迎えていたようだ。小林が当時をこう振り返った。

「撮影の前日に、地元でいかだを作られた方が私の泊まっている旅館の部屋に来てくださって、いかだに乗ることを心配して来てくださったと思うんですけど、『このいかだは絶対に沈みませんから、大丈夫ですから』ってわざわざ言いに来てくださったんですね。東京から来た女の子がいかだに乗るっていうので相当怖がってるんじゃないかと、たぶん思ってくださって…」

真冬の“最上川下り”は「怖くなかった」

 柏原が「ええ、相当怖がってると思いますよね」と相槌を打つと、小林は「私、非常におてんばだったので、まったく怖くなくて、むしろ楽しみだったんです」と笑顔で明かした。

 実はこのいかだのシーンは、クランクインして最初に撮影された場面だったという。しかも父親役の伊東四朗は現場におらず、別撮りだった。それでも「おしん」を代表する名場面として今なお語り継がれているところからも、幼い小林が当時から並外れた表現力を備えていたことがうかがえる。

(所ひで/YouTubeライター)

配信元: アサジョ

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アサジョ

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