妊娠中の夏美さんは、夫・冬彦さんとともに、おなかの赤ちゃんの性別を義両親へ報告しに行きました。しかし、妊娠を喜んでくれていたはずの義両親は、赤ちゃんが女の子だとわかると、態度が豹変。
義母は代々1人目は男の子で苗字を受け継いできたことや、自身の経験を語り、「男の子以外どうでもいい」「次の子で男の子を産んで、名付け親にさせて」と言い放ちます。
我慢の限界に達した夏美さんは「2人目は作らない」と宣言!
義両親から悪口を言われた夏美さんは、帰りの車内で不満を爆発させます。
しかし冬彦さんは、どこかのんきな様子。さらに「子どもの名前、勝手につけていいよ」と言ったことで、夏美さんの怒りに油を注いでしまいます。
義実家での冬彦さんの態度にモヤモヤしていた夏美さんは、「自分の子どもの名前なのに、なんでそんな他人事でいられるの?」と聞きます。「あとで揉めて、夏美に嫌な思いをさせたくなかった」と話す冬彦さんでしたが、夏美さんは納得できません。
「本当は2人で名前を考えたいと思っているはず」と信じ、夫に本心を尋ねると、冬彦さんは「センスないし、責任も取れないから、名前なんて考えたくない」と回答。思いもよらない本音を聞き、夏美さんは絶句して……。
夫の言葉に感じた妻の悲しさ










「センスないし、変な名前になったら責任取れないから……」と言い出す冬彦さん。
その言葉にショックを受けた夏美さんは、信号が青に変わったことにも気づかないほどでした。
「名前は、俺が考えないほうが、子どものためにいいと思うよ」
「夏美ならしっかりしてるし、一人で決められるでしょ」
他人事のように言い訳をする冬彦さんの姿に、夏美さんは義両親に「どうでもいい」と言われたときよりも悲しさを感じてしまったのでした。
▼夏美さんが悲しかったのは、夫が名前を考えようとしないこと以上に、親としての責任まで自分ひとりに委ねられたように感じたからでしょう。義両親の無関心以上に、夫の「名づけ放棄宣言」は心のダメージとなりました。
子育ては、正解を出すことよりも、夫婦ふたりで同じ目線に立って一緒に悩み、向き合おうとする姿勢が大切な場面も多いものです。夫婦で責任も喜びも分かち合うことの大切さを考えさせられますね。
著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

